ガリシア地方の自治区シリーズ、D.O.リベイラ・サクラの中心地、ルーゴ県最南のモンフォルテ・デ・レモスの見所をまとめました。
モンフォルテ・デ・レモスへの行き方
モンフォルテ・デ・レモスは、ルーゴ県の南に位置する市で、 面積は199.52平方キロメートル、人口は約18,433人、ルーゴ県で県都ルーゴに続き2番目に人口の多い自治体です。
サンティアゴ・デ・コンポステラ、ルーゴ、オウレンセからアクセス可能、バス、列車があります。
モンフォルテ・デ・レモスの見所
モンフォルテ・デ・レモス旧市街
モンフォルテ・デ・レモス旧市街の特徴は、ユダヤ人の居住区画が限られておらず、他の住宅と混在することだそうです。この町ではユダヤ人は質の高い製品を作る職人などが多く、孤立することなく、街に馴染んでいた歴史があるそうで、いくつかの通り(Falagueira、Zapaterías、Pescaderías)では著名なユダヤ人の家を今でも見られるとのこと。
高台のZapaterías通りにある、19世紀に使われていた刑務所跡地は展望台となっており、街を一望することができます。
サン・ビセンテ山のパラドールと塔
モンフォルテ・デ・レモスの歴史的建造物の代表、旧レモス家邸宅&ベネディクトス修道院は現在はパラドールとして営業しています。
横に聳えるのはTorre de Homenaje(オメナヘ塔)、」12世紀〜15世紀に建築された30mの塔で、貴族と家臣の契約を行うなど大切な行事に使われた場所だそうです。マリオのお城みたい!
カトリックスクール(ピアリスト会)
1593年に建築開始、1773年まで王立研究施設として利用されていた建物です。一つ岩をくり抜いた内部階段が名物。
鉄道博物館
20世紀初頭の機関車や貨車が展示されているのが、Museo del Ferrocarril de Galicia(ガリシア鉄道博物館)。
1883年にアフォンソ12世がマドリード・ア・コルーニャ線を開通して以来、モンフォルテ・デ・レモスは、20世紀半ばに衰退するまで、都市を発展の原動力として機能させた重要な鉄道接続ジャンクションだったそうです。博物館には貴重な蒸気機関車などが展示されているそう、好きな人にはたまらないですね、線路沿いにあります。
D.O.リベイラ・サクラのワイン
絶景リベイラ・サクラの中心地、街のバルやレストランでは地元産ワインを楽しめます。ぶどう畑をめぐるワイナリーツアーもあり。
モンフォルテ・デ・レモスで食べるべきもの
肉、チーズ、きのこ、野菜、内陸の美味しいもの全部楽しめます。前回訪問時はガリシア牛をいただきました!
モンフォルテ・デ・レモスでリベイラ・サクラのワインを買う
Tienda de vinos de la Ribeira Sacra (リベイラ・サクラワインショップ)
Rúa do Comercio, 6- 27400. Monforte de Lemos
リベイラ・サクラのワインに特化したワインショップで、書籍も取り扱い。
まとめ
モンフォルテ・デ・レモスは、リベイラサクラのワイナリー訪問(ギマロ、ワイナリー和泉屋さん取り扱い)のためだけに立ち寄っただけだったのですが、調べてみたら見所がたくさんありました。
次回は1日使ってゆっくり観光&バル巡りを楽しみたいです。
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