ガリシア地方には、Rubia gallega(ルビア・ガジェガ)という土着の赤牛がいます。
やわらかくキメの細かい赤身の肉質のルビア・ガジェガはガリシアのみならずスペイン全土で人気のお肉です。
ガリシアではお肉を食卓に載せた鉄板の上で焼きながら食べる習慣があります。
薪焼き、炭焼きにしてから皿に乗せテーブルに運ばれてくるバスク地方のチュレトンとはまた違う楽しみがあります。
ガリシア地方ルーゴ県、モンフォルテ・デ・レモスで噂の”焼肉”を食べてきました。
モンフォルテ・デ・レモスは、ガリシアのワイン産地リベイラ・サクラの中心地です。
地元民おすすめのレストランはこちら
Mesón J.m.
住所:Plaza Campo da Compañía, 41, 27400 Monforte de Lemos
店の前にはテラス、バルスペースを通り抜けてレストラン席へ行く、Theスペインなレストラン。
バルスペースを通り抜ける際にガラスケース、お肉がどーんと並んでいます。
食べるお肉はこれ、2㎏越えのガリシア牛、2か月熟成!(持っているのは、この日訪問したワイナリー「アデガス・ギマロ」のオーナーです)
前菜は、ガリシアらしい二皿
サンブリーニャス(ベビー帆立)のオーブン焼き
タコのガリシア風
お肉の付け合わせには大量のサラダと、お芋が甘くて本当においしい。自家製フライドポテト。山盛り。
とりあえず4人で2㎏どん
焼く前から熟成香が漂うきれいなお肉、ちょっと焼き始めて抜けていますが、A3サイズのお皿に山盛りで来ました。
合わせるワインはリベイラ・サクラ(の、しかも最高級!アデガス・ギマロの素晴らしいワインについてはこちら)
まずは牛脂で鉄板をじゅー(世界共通)
好みの焼き具合で焼いていきます。香りがすごい!そしてとくに排気装置などはなし!全テーブルでじゅーじゅー!
コンロの周りのグラスはすぐ脂でまっしろに・・・
はい、食べての図
柔らかく、濃厚な熟成の風味が口いっぱいに広がるお肉、どんどん焼けていきます。
全然減らない(どんどん焼かれる)の図
2㎏食べ終わってひーひー言っていたら、「おかわり食べる?」
ガリシアはホスピタリティの塊(とにかくおなか一杯にさせるのがガリシア風ホスピタリティ!)
胃薬と、挑戦する心で、ガリシア焼肉にトライしてくださいね!
甘いものは別腹、の図
理想的な焼きプリン、お肉につかれた顎を癒しフィニッシュ!
コーヒーも飲めないほどおなか一杯のときはミントティーで!
ガリシア焼肉レストラン、日本にもできないかな、コンセプトとしてはとっても面白いとおもうんだけど。
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