トルティージャ・デ・パタタの「これだけやれば美味しい」コツ

Hola、ぐりすぺです。

トルティージャ・デ・パタタの正解とは

郷土料理のモザイク、と称されるスペイン料理、県境を一つ越えれば同じ料理も名前も味も変わってくる、それがスペインですが・・

全土で同じように作られ同じように愛されるトルティージャ・デ・パタタ。じゃがいものオムレツがあります。

基本の材料は卵、じゃがいも、塩、ながら、玉ねぎ入れる派、にんにく入れる派、トロッと派、かっちり派、分厚い派など様々な派閥が存在し、「これが正解」は人によって違います。

トルティージャ・デ・パタタ
浅草・アメッツさんの熱々ほくほくトルティージャ
トルティージャ・デ・パタタ
ピクニックにも欠かせないトルティージャ
ベタンソス トルティージャ
ガリシア、ベタンソスのトロッとトルティージャ
トルティージャ・デ・パタタ
今はなき、神楽坂の名店「エル・カミーノ」のもっちりトルティージャ
トルティージャ・デ・パタタ
ブルゴスの友人作、家庭的なトルティージャ
トルティージャ・デ・パタタ
ぐりすぺ作、ちょっと焦げたトルティージャ
間に具を挟んだトルティージャも

トルティージャ・デ・パタタの「これだけやれば美味しい」コツ

柔らかさや、塩の強さ、具などは好みに合わせるとして、美味しいトルティージャ・デ・パタタを作る為のコツがあります。

それはじゃがいもの切り方です。

トルティージャ・デ・パタタ じゃがいもの切り方

まな板でトントン切ってしまえば早いのですが、断面が直線的になり、卵とうまく馴染まず、食べるときにじゃがいもだけがごろっとこぼれてくる、そんなトルティージャになりがちです。

上記の写真のように、じゃがいもを手に持ち、ナイフで削ぎ割るようにしていくと、オイルで煮る際に直線がとれ、卵と合わせるとしっかり馴染みます。

こうすると、トルティージャにフォークを入れた際にも、ほぐれてじゃがいもだけが出てきた、ということはなくなり、しっとりと卵とじゃがいもがまとまったトルティージャになります。

少し時間はかかりますが、じゃがいもの素朴な味がより際立つのでぜひ。

スペインの有名「トロっと」トルティージャの産地でもやってる

じゃがいもを切るのではなく削ぐ方法は、スペイン国内でも美味しいトルティージャ・デ・パタタが食べられると人気のガリシア・ベタンソスのバルでも実践してました!

熱々トロトロ派も、しっかり焼き派も、じゃがいもの切り方を変えるだけでグッと美味しくなりますのでやってみてくださいねっ

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