セマナ・サンタ(スペインのイースター)に欠かせないお菓子、トリッハス。
柑橘の皮とシナモンで香りをつけた牛乳にパンを浸し、その後溶き卵をくぐらせて油で揚げて作ります。

トリッハスの材料
- 前日のパン・・・4枚
- 牛乳・・・500ml
- 砂糖・・・30g
- オレンジ、レモンの皮・・・1個分
- シナモン・・・スティックタイプまたは粉末
- 卵・・・3個
- オリーブオイル・・・適量
- グラニュー糖とシナモンパウダーを混ぜておく(出来上がりにかける用)
トリッハスの作り方
牛乳は小鍋に入れて、柑橘の皮とシナモンを入れて中火で沸かす(沸騰する寸前で止めて冷ましておく)
今回は、夏みかんの皮を使いました。庭でなったものなので農薬もついてないのが安心。夏みかんて、もいでそのまま匂いを嗅いだ時は苦味をほんのり感じる香りなのに、ピーラーで削いだ途端に瑞々しいすごく綺麗な香りがして驚きました。
まだいくつかあるので砂糖煮にしようと思います。

さて、バットにパンを並べて、冷めた牛乳液を注ぎ、30分ほど置いておきます。

パンが水分を吸ってふわふわになります。

フライパンにオリーブオイルを熱し、牛乳が染みたパンを溶き卵にくぐらせて揚げ焼きにします。
裏返してこんがり揚げ、色づいたらクッキングペーパーにとり、余分な油を吸い取っておきます。
粗熱が取れたら、シナモンシュガーをまぶして出来上がり。

スペインでは、良いトリッハスの特徴として「Jugosa」ジューシーなことが挙げられるのですが、外はカリカリ、中はジューシーに仕上がりました。

スペインのお菓子の中でも特に古い歴史を持つトリッハス、なんとも懐かしくなる味です。

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