手に入りやすい材料で簡単に、ワインが進むスペインのじゃがいも料理を作れます!
スペイン内陸カスティージャ・イ・レオン地方の母の味。
1940~1950年代、貧しい時代の家庭料理で、かんたんに手に入る材料で温かくお腹を満たす一皿目のメニューでした。
お魚やお肉のソテーに付け合せとしても美味しく、ローリエの香り、ピメントンの旨みにワインが進みます。
じゃがいものカスティージャ流の作り方
材料
- メークイン…3個
- 玉ねぎ…1個
- にんにく…ひとかけ
- ピメントン…小さじ1
- ローリエ…1枚
- 小麦粉…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ4
- 塩こしょう
ピメントンは、スペインのパプリカパウダーのこと。
これが良い香りとコクを出してくれます。
作り方
- じゃがいもは皮をむき四つ割りに
- 玉ねぎとにんにくはみじん切り
- フライパンに中火でオリーブオイルを熱し玉ねぎとにんにくをしっとりするまで炒める
- じゃがいもを投入し3分一緒に炒める
- ピメントンを入れてよく混ぜる
- 小麦粉を入れてよく混ぜて3分炒める
- 塩こしょうする
- 熱湯をひたひたに加える
- ときおり混ぜながら30分弱火でことことしたら出来上がり
スペイン語の「Humilde」という言葉が好きです。
謙虚で素朴であるという意味と、粗野、品がないというネガティブな意味をもちますが、
スペイン北部の田舎はまさに、良い意味のHumildeさが(場合によっては後者の意味も)あります。
このお料理はまさにそんなhumildeなお料理。
ワインはリオハの薄うま赤、またはリベラデルドゥエロのロゼが◎
しっとりしたワインが進む、大人のじゃがいも料理です。翌日が味が染みてなお美味しいです。
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