オウレンセで温泉満喫
アス・ブルガス
オウレンセといえば温泉、近隣はもちろん、旧市街にも暖かそうな湯気が上がっています・・!

温泉はTermas(テルマス)と言います。オウレンセには旧市街に一か所、また郊外に多くの温泉地があります。
2000年以上前からお湯が沸く、スペインの文化遺産ともなっている歴史ある泉、As Burgas(アス・ブルガス)
源泉(60~67度)は、街の人がコップを持って飲んだり、ペットボトルに汲んだりしていました。
アルカリ性の泉質で、皮膚疾患全般(特に皮膚のかゆみなど)に効能があるといいます。
As Burgasはガリシア語のこの泉の名称ですが、諸説あるものの、ラテン語で「電池」を意味するburcaが有力とされており、ローマ人が疲れをとるためのスパとして利用したことが由来と言われています。
また、ケルト語で「熱い」を意味するberuが語源とも言われ、特定できてはいません。
雨水が大地にしみ、天然のフィルターを通って地底約2㎞ほどまで降り、地底熱で温められてその後地上に湧き出します。
アス・ブルガス温泉プール
こちらの旧市街にある温泉は、泉から湧く温泉を使用したPISCINA TERMAL AS BURGAS(アス・ブルガス温泉プール)といいます。


夜はライトアップされるのでロマンチック・・!
”ブルガスの街”とも呼ばれるオウレンセは、温泉が主役の街です。
テルマス・デ・オウタリス
旧市街から3kmほどに位置する温泉場、Outariz(オウタリス)にも行ってみました。
マジョール広場から、オウタリス温泉場への温泉場巡回列車(Tren de las Termas)とバスも30分単位であります。(バスは詳しくは観光インフォで確認おすすめ)
時間が合わない人はタクシーでも片道12ユーロ程度で着きます。
温泉巡回列車時刻表:(夏季)0.85ユーロ 料金は運転手さんへ直接支払い 30分程度
マジョール広場発: 10:00, 11:00, 12:00, 13:00, 16:00, 17:00, 18:00, 19:00, 20:00
オウタリス発: 11:00, 12:00, 13:00, 14:00, 17:00, 18:00, 19:00, 20:00, 21:00
町側の駐車場で車を降り、ミニョ川を眺めながら徒歩で橋を渡るとすぐ、露天風呂風に作られた温泉プールが川沿いに並んでいます。
ちなみに、このOutariz温泉場の屋外浴場はすべて無料で入れます。橋を降りてすぐに更衣室もあり、鍵がかけられるロッカーもあり。(1ユーロ入れて、あとで戻ってくるタイプ)
掘っ立て小屋的な更衣室ですが、マットが引かれていてそこそこきれいです。
水着は、ラッシュガードなど着用は禁止、女性はみんなビキニか、男性もショートパンツで入っていました。
温泉はミニョ川に沿って点在しているので、おすすめはロッカーに貴重品(鍵がかけられるとはいえ、信用しないほうがいいですが)を入れ、ビーチサンダル、タオル、ワンピースなどを持って、回ったほうがいいです。そこかしこにベンチがあるので、タオルなどはそこに置いて入浴し、上がったら身に着けて次のスポットへ行く感じで。
また、入浴前には必ず浴場に併設されているシャワーを浴びてから。(警備員さんが見張ってるので、シャワー浴びてから入って!と注意入ります)
また、地図左の橋を降りて右へ上った(オレンジ色の建物がある)ところは有料のスパになっていて、日本の温泉をモチーフにした露天風呂に入れます。

日本モチーフということで、変なところに変な和訳があるスパ併設のバルのメニュー

バルは屋外のテラス席もあるので、温泉に浸かってゆっくりリラックスして、テラスでビールが最高です。
街に戻る巡回列車がなくなったらタクシーを呼んでもOK(Teletaxi: 988 210 011)
まだまだ郊外の温泉もたくさんあるので、また次回レポします!
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