アスティガラガ
バスク地方、ギプスコア県アスティガラガ。サン・セバスチャンから10kmほど内陸方面へ南下したところにあるこの町は、バスクシードラのメッカの地。
シードラ博物館・サガルドエチェアに行った際、地元らしいレストランに行ったのでシェアします。
EKAITZ エカイツ
バスク語で「嵐」を意味する店名です。
住所:Tomas Alba Kalea, 9, 20115 Astigarraga

紙ナフキンに書かれた文字もバスク語!

ランチメニューはないので、お店の方がメモを見ながら早口でその日のランチメニューを読み上げます。

スペインのランチ(Menú del día)のほとんどは、Primer plato(一皿目・前菜)、Segundo plato(二皿目・メイン)、Postre(デザート)で構成されています。
前菜はこれを頼んでみました。
Alubias verdes(モロッコインゲン)のニンニク・ワイン炒め 柔らかく火が入ったインゲンの優しい味。

バスク・ナバーラ地方で食される味わいの濃い赤ピーマン、ピキージョの詰め物。

これこそ「スペイン風」サラダ。ツナ、生玉ねぎ、オリーブ、レタス、トマト。自分でオイルとビネガーをかけて味付けします。

メインはこれらを。
赤魚のソテー(ぷりぷり)に、鯵の塩焼き(お醤油ください)、牛タンのソテー(でかい)、ポテトおいしい豚のソテー




合わせるお酒はもちろん地元バスク産のシードラ!
ボトル1本2ユーロくらいです。
デザートはこちらなど
スペインのランチで一番おすすめのデザート、クアハーダ。牛や羊のミルクを凝乳させただけ、砂糖やはちみつをかけて食べます。
激甘のデザートが多いので、自然なミルクの甘さにほっとする味。

でも激甘系ももちろん頼んでいる人いました。これだけでおなか一杯になるチョコタルト。

「The スペインのデザート」と言えばのプリン。Flanと呼びます。ちょっとスがはいってるくらいの、硬い感じの焼きプリン、これがやっぱり一番おいしいですね。

こちらも激甘&ボリューミー代表、Torrijas(トリッハ)硬くなった前日のパンを卵液に浸して焼く、スペイン版フレンチトースト

地元の、ある意味「フツー!」のレストランで、シードラを片手に「フツー!」の食事を食べる、これはある意味、贅沢な旅の一コマです。
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