スペイン語の動詞は主語に応じて活用されます。主語6種類に合わせて動詞が6種類の形に変わるとはどういうことだ!と、遅かれ早かれどの学習者さんも憤ります。
でも、時制に合わせてそれぞれまた変わるとはなんてことだ!も待ってます。
通常の練習の仕方は、Yo(私)から順に動詞の形を覚えていくスタイルがほとんどだと思います。
でもこの方法は、
飽きます。
そして
話すときに時間がかかります。
なぜなら、Nosotrosで話したいときに、Yoから覚えた順番に降りて行かないといけないからです。
Ellosなんて大変です。
スペイン語の動詞の活用が覚えられないと悩んでいる方みなさんに捧げたい良い戦法、それが指さし戦法です。
スペイン語の動詞活用練習に効く「指さし戦法」
下記の図を見てください。ださいですが自作です。

この図には、左下にYO(自分)、向き合う形でTú(君)がいて、その他それぞれが散らばっています。
例として、Hablar(話す)という動詞の活用を見てみましょう。
Yo hablo
Tú hablas
El Ella Usted habla
Nosotros Nosotras hablamos
Vosotros Vosotras habláis
Ellos Ellas Ustedes hablan
最初は活用の答えを見ながら大丈夫です。
①上の図の人称をランダムに指さして、その人称にあてはまる動詞の活用を口に出してください。
主語は口に出さなくても良いです。
実際に話す際も、主語は省略されることが多いからです。
②慣れてきて、ほんのり答えを見なくてもできるようになってきたら、スピードアップしてください。
③答えを完全に見なくても大丈夫になったら、動詞の活用だけでなく + もうひと単語 してみます。
Hablo japonés. (私は)日本語を話す
Hablan francés. (彼らは)フランス語を話す
Habláis chino. (君たちは)中国語を話す
Hablamos inglés. (私たちは)英語を話す
Habla español. (彼は)スペイン語を話す
Hablas ruso. (君は)ロシア語を話す
④”もうひと単語”にも慣れてきたら、さらに + もうひと単語 してみます。
Hablas ruso bien. (君は)ロシア語を上手に話す
Hablamos inglés mal. (私たちは)英語を話すのが下手
「指さし戦法」のメリット
指さした主語に応じてランダムに動詞を活用させていくので、
実際に会話で活用させるスピードが速くなります。
一緒に”もうひと単語”プラスすることで、
文章をなめらかに話す練習になります。
そして、動詞の活用練習をしながら
ボキャブラリーも増えます。
ぜひ今日から指さし戦法やってみてくださいね~!
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