ビスコッチョは、スペイン語ではスポンジタイプのケーキを意味します。
ヨーグルトのビスコッチョ?とちょっと意外ですが、スペインではすごくポピュラーで、スペイン菓子史上もっとも簡単なレシピ?なのにびっくりするほどしっとりのケーキができます。
ヨーグルトのビスコッチョのレシピ
スペイン・バスクの大好きな料理家カルロス・アルギニャーノおじさんのレシピを元に、少々アレンジしています。
ヨーグルトのビスコッチョの特徴は、ヨーグルトの容器を使って全ての材料を計ることです。この4つパックになっているタイプ。
何味のものでも良いのですが、今回はバニラ風味を使いました。レモン味やイチゴ味、またはプレーンでもOK。
パウンド型1個分
- 卵…3個
- 砂糖…ヨーグルトの容器2杯
- ヨーグルト…1個
- オリーブオイル…容器1杯
- 薄力粉…容器3杯
- BP…大さじ1(軽めに、10g)
- オレンジまたはレモンの皮、レーズンなど
ヨーグルトのビスコッチョの作り方
- ヨーグルト1個を器に出す(他の材料を計るため、まずは容器を綺麗にして乾かしておきます)
- 卵3個をボウルに割り入れ、砂糖を加えて泡立てます。ここは何回か泡立て方変えると好みの硬さになります、BP(ベーキングパウダー)入れるので、さっと砂糖が馴染むように混ぜるだけでもふわっと仕上がりますし、白くなってもったりするまでしっかり立てると出来上がりもしっかりします。
- ヨーグルト、オイルを加えて馴染むように混ぜます。オレンジ(またはレモン)の皮1/2個分すりおろすか、白い部分を除いて千切りにしたものを加えます。香りがグッと良くなります。
- 薄力粉、BPを合わせてふるい入れ、さっと混ぜながらここでレーズンも投入。この方法だとレーズンは下に全部沈みます。焼きあがると、底でちょっとキャラメリゼされて香ばしくて美味しいです。入れなくてももちろんOK。
- バターを塗って粉を振っておいた型に流し入れ、180度で予熱したオーブンに入れて40分焼きます。30分くらいで表面チェックして焦げそうならアルミホイルを被せて。串か細い箸で刺して何もついてこなかったら焼き上がりです。
- 焼きあがったら網に出して冷まします。食べる時にはスライスして粉糖を振っても、振らなくても。
シンプルに、美味しいです。
油脂がオリーブオイルなので風味もさっぱりしていると思います。ヨーグルトの味は特にしませんが、しっとりです。
オレンジの皮やレモンの皮は必ずどちらか、入れることおすすめ!
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