スペインを振り返る①ビルバオ(2013収穫期の旅)はこちら
スペインを振り返る②ゲタリア(2013収穫期の旅)はこちら
バスに乗り込みゲタリアを出て、向かうは大好きなサンセバスチャン。
市街がうっすら、見えてくる興奮といったら・・・・!
この後、サンセにて3泊する宿にチェックインしたのですが・・・
これが大変でした・・・7人が3箇所の宿にそれぞれチェックインすることになっていたのですが、
その内訳は、
1名:オスタルのシェアルーム
4名:ペンシオンのシングルルーム×4
2名:ペンシオンのツインルーム
1名のオスタルが、4名のペンシオンとも同じ経営で、みんなまとめてチェックインしようとしたところ、
「キャンセルされている」←明らかにウソ!15分ほどパソコンとにらみ合ってから言い出したので、「キャンセルの画面を見せろ」と言っても見せない、こちらの予約ではキャンセルされていない旨を強引に伝えると、
「あぁ!OK!あったよ!」←これもウソ。もうごまかせないと思ったに違いない!
予約ではオスタルとペンシオンの施設は同じ建物のはずだったのに、「ちょっとそこだから」とセントロからまさかの旧市街まで歩き、(距離的にはたいしたことないけど、”ちょっとそこ”でもない、特にスーツケースがらがらはきつい距離)たどり着いたペンシオンの部屋が・・・
ツインルーム×2しかない!
行った時期が「サンセバスチャン映画祭」にもろかぶりしていたということもあり、宿泊料はペンシオンとしては超高い一部屋60ユーロを人数分、4部屋予約したのに、「2部屋しかないんだよね」はありえない!!!(怒)
なんとかしろとキレると、近くの知り合いのペンシオンに空き部屋がないか聞いてみるとのこと。
予約時には旧市街の全てのペンシオンが満室になるほどの繁忙期、はらはらしたけれど、なんとかもう1軒で2部屋取れることに。
なんとこの5名分のチェックインだけで2時間かかるという・・・・・・泣
正直、繁忙期だったからというのもありますが、この宿泊先の対応、英語かスペイン語が話せる人ではなかったら、言いくるめられる可能性大です。あぶないやつらですっ
「最安値」には、気をつけたほうがいいということ、学びました・・・笑
さて、そういうわけで、ある意味運よく、旧市街に宿をとれたので、嫌なことは忘れて飲みに繰り出すことに。
現地の友人と待ち合わせたのは、Calle 31 de agostoにあるA Fuego Negro(ア・フエゴ・ネグロ)
サンセの旧市街のバルの中では、モダン系最強のバルです。
イカ墨のピューレのドーナツ
オリーブのベルモットゼリー詰め
カーネル・サン○ースがバスクベレーをかぶったCD付きのフライドチキン(バスク地鶏ルマゴッリ)
お供はもちろんシードラです!喉の渇きを癒すには持ってこい、ビールよりも腹にたまらずちょうど良い!
背の高い友人のエスカンシアは迫力が違います
シードラの造り手も参戦。ひとしきり食べて飲んだのですが、久しぶりの友人との再会や、宿のチェックインで疲れ果てたため、ア・フエゴ・ネグロではもっぱら話す、食べるに集中。(他にも面白いピンチョスたくさんありましたー)
ア・フエゴ・ネグロのあるCalle 31 de agostoは外まで人が一杯!有名バルがひしめくストリートです。
ア・フエゴ・ネグロの後に必ず行く、La Cuchara de San Telmo(ラ・クチャーラ・デ・サンテルモ)
ここも人気店。
今日は人少なめ?混んでいるときは外まで人が溢れています。
まずは看板の読みづらいぎゅーぎゅーの字を読み解くところから・・・
これは絶対!な一品がフォアグラのプランチャ。
ビールとフォアグラをゲットしうれしい日本人たち。
ちょっと落ち着いた日本人たち。
次の店を求めてさまよう日本人たち。
3軒目は比較的新しいZERUKO(セルコ)、カウンター一杯に並んだピンチョスに心踊ります。
Theサンセな光景ですね。
ピンチョスのラインナップはこんな感じ↓
ここのびっくりメニューとして話題のデザート、「Bob esponja」(スポンジボブ)
ふわふわの簡易スポンジケーキが乗せられた角皿には、赤いフルーツのペースト、パッションフルーツのピューレが中から出るボール、そして山椒の花が!順に食べていくことで、口の中の味わいが劇的に変化する、ちょっと面白いデザートです。
赤ワイン投入。もうだいぶ飲んでます。
おなかパンパン、酔いも調子よくなってきたあたりです。行きたいバルは数あれど、一晩で行ける軒数(食べれる量)にも限界があるもので・・この日のバル巡りは3軒で終了。1週間くらい、バル巡りの期間欲しいなぁ。
と1日が終わると思いきや・・サンセの夜は終わらない・・
ジントニックを飲むためカクテル専門バルを2軒はしご・・!スペインで近年大流行のジントニックは、こんなグラスで出てきます。ベースのジンもさまざまな種類から選ぶことができ、写真のようなシンプルなジントニックはもちろん、季節のフレッシュフルーツ入り、様々なリキュール入りなど、オリジナルのジントニックも多数。
浴びるようにシードラを飲み、ビールをはさんでからの赤ワイン、そして大容量のジントニック3杯で撮った写真は以下のとおり。
(一杯分に、ジン200ccは入ってます、絶対!)
実際の視界もこんな感じでした笑
さぁ、もう解散しようか!と声がかかったのが2時前。気持ちよく宿に帰り爆睡しましたが、6時間後、激しい二日酔いとともに目覚めましたとさ。。。。
サンセ、何度行っても楽しいです。素敵です!
ただし・・次回は宿選び慎重になりそうです。
さて、これでビルバオからゲタリア、そしてサンセの夜と、濃厚な1日が終わりました。お次はイディアサバル訪問からの、三ツ星マルティン・ベラサテギ!
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