サンセバスチャン近郊、小さな港だからこその「濃厚」バスクを感じる散策が可能なのがサン・フアンです。
サン・フアンはここ
サンセバスチャンからバスで30分弱、タクシーなら15分ほどで着きます。
サン・ペドロとサン・フアン
パサジャ湾を挟んで西側がサン・ペドロ、東側がサン・フアン(バスク語読みではパサイ・ドニバネと呼ばれる)、違う家が統治してきた歴史から、現在もヨットスポーツなどで「ライバル」として競うお隣さん同士です。
サンセバスチャンからサン・ペドロを目指し、上記左側赤い点からぐるっと海ぎわの道を北に進むと、渡り船が出ていて簡単に向こう岸へ渡れます。
サン・ペドロ側の発着所はこちら↓↓↓
バスクカラーの小船で連れて行ってくれます。
2019年現在、片道0.8ユーロに値上げとなった様子です。
サン・フアンの港に面した家がかわいい
サン・ペドロ側の渡り船発着所から見たサン・フアン、細い家がところ狭く立ち並んでいます。
サン・フアン上陸、古いものは1741年から建つ、バロック調の漁村スタイルの家が並んでいます。
こちらはサン・フアン側高台から見たサン・ペドロ。サン・ペドロは造船施設などがあり雑多な印象。
サン・フアンでしたいことその①散策
サン・フアンには、発着所に面したサンティアゴ・広場を通る1本の道があります。北はパサイア湾入り口に、南は高台の旧市街へ続きます。カンタブリア海へ続く北側には、パサジャを守る城が、南へ続く細道には古き良きバスクの漁村の街並みを見ることができます。
サン・フアン側発着所から北に1km、海ぎわの散歩道を進むと岬の先端の最高ロケーションで休憩できるバル・レストランがあります。
お店の名前はAlabortza アラボルツァ、天気の良い日、ここでビールを飲むためだけにサン・フアンへ行く価値あるかも!
レストランでは炭焼き料理が食べられます。
Cantina de puntas de Alabortza
<営業時間>
3月15日ー5月14日 月ー金15:00-20:00 土・日10:00-20:00
5月15日ー9月29日 月ー日10:00-20:00
9月30日ー12月10日 金ー日10:00-20:00
南側の旧市街も、コンパクトな街並みが”細い通り”マニアにはたまりません。
サン・フアンでしたいことその②魚介を満喫
サン・フアンの海側には、湾に面して建つレストランが複数あります。湾に面してというよりも、湾に建ってる、かんじです。↓Casa Cámara、TXULOTXOどちらもサン・フアンを代表するレストランです。
Casa Cámara http://www.casacamara.com/ の店内覗いてみました、暗くて見づらいのですが、左側、天井からケーブルが下に下がっているのが見えますか・・?
実はケーブルの下は海、生簀に入れた魚介を店内で水揚げするという趣向のレストランとのこと。お値段はけっこうしますが、この趣向と立地なら一度は行っても良いかも・・・?
メニューはこちら(2016年撮影)あさりの漁師風17ユーロ、エビのアヒージョ13ユーロとか、そこそこのお値段です。
Casa Cámaraは日曜夜と月曜がお休みです。
サン・フアンのその他のレストランはこちら
- Restaurante Ontziola 毎日お昼だけ営業、ランチとアラカルトが海の見えるテラス、店内で楽しめます。 https://ontziolajatetxea.com/
- Restaurante Txulotxo 日曜・火曜夜お休み、Casa Camaraのお隣の”湾に建つ”クラシカルな食堂です。http://www.restaurantetxulotxo.com/es/
- Restaurante Ziaboga 火曜定休、イカ料理が美味しい発着所すぐのレストラン https://www.ziabogabistrot.com/
サン・フアンでしたいことその③1日お料理教室
渡り船発着所すぐのレストラン、Ziabogaのキッチンにて、バスク料理をスペイン語または英語で習える1日料理教室(Taller de cocina)を開催しています。
レストランシェフのAlexの手ほどきで、「ココチャのピルピル」や「小イカの墨煮」、「メルルーサのサルサ・ベルデ」などバスクならではの料理を一緒に作り(メニューはその時の材料に応じて変更あり)その後食卓で楽しみます。
海の状態によっては、サン・フアンのイカ漁師がレッスンに混じって地元のイカの一番美味しい食べ方をシェアしたりすることもあるようです。
詳細・予約はお店HP予約ページにて。英語OKです。
時間:2時間半
金額:一人99ユーロ
最大受付人数:30名
対応言語:スペイン語、英語
予約可能日:月曜から土曜
備考:年齢制限なし
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