オウレンセってこんな楽しい
オウレンセ、温泉の街。旧市街のプールスタイルの温泉を始め近郊にはそこかしこに温泉場があり周遊バスも出ていて水着で楽しめて、美しい旧市街のバルストリートでは内陸らしいグルメ(肉・芋・肉)やガリシアワイン(リベイロ、リベイラ・サクラ、モンテレイ)を満喫できて、サンティアゴ・デ・コンポステーラから電車でたった40分で行けるとなったら・・・
行くしかないと思うのですがどう思いますか。
オウレンセの旧市街はカテドラルを中心に人気バルがひしめいています。通りにはテラス席が並んでいるので、人々が食べているものをチラ見しながらおなかをすかせて散策するのも楽しい時間。
そんなオウレンセにひしめく様々なバルの中でつい連日通ってしまったレストランがあります。
二日通ったオ・コメジョン
「どこで夕ご飯食べようか~」と歩いていてなんだかすごいお皿を食べているテラスゾーンを発見し、入ったお店がオ・コメジョン。
あまりに居心地よく、お料理もおいしくて続けて二日夕ご飯を食べ、三日目も行きたかったけど他も見ないといけないので諦めたという、超お気に入りレストランになりました。
住所:Rúa Lepanto, 16, 32005 Ourense
一階の店内はカウンターもあるので一人でもOK、4人掛けぎりぎりの小さな丸テーブルがふたつあります。二階席もあり、外にも10席ほどテラステーブルを並べているので、かなり混んでいるように見えても意外と入れます。
驚きの名物料理は「ウエボ・ロト」
たっぷりの揚げ芋にぐちゅっとつぶした目玉焼きをのせ、その上にボリューミーなガリシア牛がどん!
その名はHuevo roto(ウエボ・ロト)、スペイン各地のバルで食べることができるメジャー級タパスで、揚げ芋に焼き卵(ウエボ・ロト)をのせたものにチョリソーやハムを添えて混ぜて食べるお料理ですが・・・このオ・コメジョンのウエボ・ロトは添え物の肉のサイズがすごい。
ほかにもSorza ソルサ(パプリカパウダー、ニンニクでつけこんだ豚肉)乗せタイプもあったので、初日に二種類頼もうと思ったら、「食べれるわけないからやめなさい」と店主のおじさんに優しくたしなめられるレベルのボリュームです。
チーム男子の顔と比べてもこのサイズ。ほかにもチョリソー、生ハムバージョンもあったので、次回全制覇を目指したいところです。
二日目、人数を増やして(6人)トライした二皿一気オーダー、壮観でした。
ガリシア名物「ラコン」も超しっとり
こちらもガリシア名物、ラコン。豚の前足の塩漬けの加熱ハムです。お皿が見えないこれこそが「ガリシア盛り」
ガリシアの色々なところでラコンを食べましたが、ここのラコンは脂がとろーっ、お肉もまったくパサついてなくてしっとりで一番でした。
野菜を食べたい、さっぱりしたものが食べたい人は他を当たってください、オウレンセは本当にお肉、そして芋が美味しいのです。
二日目にはお通し(タダタパ)でラコン出てきました、タダタパもガリシアボリューム!パンも噛み応えがあるガリシアパンです。
エンパナーダも理想的
今回「あれば頼む」スタンスで臨んだエンパナーダ(パン生地で具を包んで焼いたパイ状のお料理)も手作りでジューシー、美味しかったです。
ワインの取り揃えも豊富
オ・コメジョンは地元産のワインの取り揃えも豊富です。店主のおじさんに、おすすめを尋ねると色々出してきてくれます。
オウレンセのチーズが美味しい話になったら、一切れくれました。オウレンセの市場でも買えるスーパークリーミー&ミルキー、癖ゼロのもちもち牛乳チーズです。添えられたジャムと合わせればもう充分すばらしいデザート。
これだけ写真を並べて、ウエボ・ロトばっかり食べた二日間、実は他にも食べたいお料理たくさん、メニュー豊富なレストランだったのです。
もしこの記事を見て、オ・コメジョンに行かれる方、ぜひ他のお料理も試してみてください。
二日間店内のテーブルを占領した何でもかんでも食べたい日本人グループをうまくたしなめながら、好みを聞き、美味しいワインを選び、おすすめのワインショップや美味しいビカのお店などを教えてくれた店主さんとパチリ、本当に素敵なお店なので、オウレンセにいったらぜひ!
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