今日は #猫の日 ということで思い出した、サンティアゴ・デ・コンポステラの古いバル、O Gato Negro(オ・ガト・ネグロ、黒猫の意味)。旧市街のバルストリートを見守る黒猫の看板が目印です。
サンティアゴ・デ・コンポステラで最も古いバル
Taberna O Gato Negro
住所:Rúa da Raíña, s/n, 15702 Santiago de Compostela
↑黒猫どこにいるか見つかりました?
4世代がつなぐ素朴な名店
旧市街に佇む「黒猫」の名前がついた昔ながらのバル。
1922年に創業し今年で100年、一つの家族が4世代にわたって繋いでいる、サンティアゴ・デ・コンポステラで一番古いバルです。
1920年、居酒屋の名前を何にしようか友人たちと話していたマルセリーノさんの前を、ふと横切った黒い猫から、その名前がつきました。
2022年、現在お店を切り盛りするのはマルセリーノさんの孫娘ピラールさん。旦那さんとともに40年以上このお店を守り、今年引退の予定となっています。
後を継ぐのは、すでに20年近くお店で働いているピラールさんの甥、ショアンさん35歳。
創業者マルセリーノさんの奥さんが作った店の名物、レバーの玉葱煮(Hígado encebollado)はもちろん、愛されるタベルナの味をすでにマスターしているそうです。
古都サンティアゴ・デ・コンポステラで1世紀に渡り素朴な料理で地元民や旅人の胃を満たしてきたタベルナ、O Gato Negro。
タイムスリップしたい方は、ぜひ。
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