【バスク土産】美味しいものが好きな人へエウスコ・ラベルを選びたい

”=美食”のイメージが確立されたバスクには、「バスク品質」が保証された商品があります。

その商品には、バスク産の証明である「エウスコ・ラベル」が付いています。

エウスコ・ラベルとは

バスクで生産・加工・製造された農業製品を区別するためにつけるKのマークのラベル。

厳しい規格をクリアした製品にだけ記載可能な品質保証ラベルで、明確なトレーサビリティによる安全の保証、消費者だけではなく品質の高い製品の生産者を守るためのラベルでもあります。

一度エウスコ・ラベルのシードラを作っている醸造所へお邪魔したことがあるのですが、エウスコ・ラベルがつくシードラの樽だけ、エウスコ・ラベルテープでぐるぐる巻きに(何もできないように)されていた様子を見て、「あ、本気なんだな」って思いました。

エウスコ・ラベルの担当者が来て、決まり通り作られているか確認して、それ以降いじれないようにぐるぐる巻きに、していくそうです。

エウスコ・ラベル

バスク土産におすすめのエウスコ・ラベル製品

日本への持ち帰り不可の肉製品、生野菜などは残念ですがご紹介省きまして、お友達や家族、自分用にもぜひ持ち帰りたいバスク土産となるエウスコ・ラベル商品をご紹介します。

青唐辛子の酢漬け/Guindillas de Ibarra

ギンディージャスとは細長い青唐辛子のこと。バスク語ではピパラック(Piparrak)と言います。

サンセバスチャン市場で売られる箱いっぱいの生ギンディージャ

特にサンセバスチャンから南西に30kmほどのイバッラ(Ibarra)という村で生産されるものを酢漬けにし瓶詰めにした製品がエウスコ・ラベル認定を受けています。

肉厚で柔らかくピリッと心地よい辛味の青唐辛子が、マイルドなビネガー、強すぎない塩味で浸かってます。

一度食べたら癖になる味わい。

バスク料理には欠かせない食材で、単発でぽりぽり、オリーブとアンチョビと一緒に串に刺してピンチョスの代表ヒルダにしたり、

スペイン北部の豆の煮込み料理には欠かせない添え物です。

瓶から出してちょっと塩を振るだけで、チャコリが美味しく飲める”アテ”、お酒好きにもおすすめ。

生はちみつ/Mieles crudas

ヨーロッパの製品基準の中でももっとも厳しい規格が課せられつつ、バスクの豊かな自然そのままを閉じ込めて作った、非加熱のバスク生はちみつがあります。

低温殺菌無しなので栄養価も自然のまま、風味豊かな様々な花ごとの蜜、百花蜜もあります。

バスク語でははちみつはエスティア(Eztia)と言います。

お茶に入れたりヨーグルトに入れたり、チーズに添えたり、味の濃いはちみつ好きにおすすめ。

バスクりんご100%シードラ/Sidra

りんごから作られるシードラ、バスク語ではサガルドア、これも冒頭で触れた通りエウスコ・ラベルのついた製品があります。

バスクはりんごの栽培面積が狭く、輸入したりんごを使用する生産者も多いです。

エウスコ・ラベル付きのシードラは、100%バスク産りんごを使用、その栽培、生産工程に厳しいチェックが入るほか、製品を複数の大学・研究施設で15の項目に分けて検査を行う徹底ぶり。

Theバスクのシードラは、エウスコ・ラベル付きを飲んでおけば間違いなし。

同じ醸造所のシードラでも、エウスコ・ラベル付きとそうでない普通のタイプがあったりします

エウスコ・ラベルのシードラでおすすめは上記のBEREZIA(ベレシア)、野生、オーガニックのバスクりんごのみ使用して作っています。

酸っぱくて渋いバスクの野生りんご

エウスコ・ラベルのついた製品はどこで買えるの?

バスク州内、大抵のスーパーで買えます。

特にバスク発祥で現在はスペイン全土に約2,000店舗を構える大型チェーンEroski(エロスキ)では、エウスコ・ラベルの商品の取り揃えが豊富です。

通常の同じ製品と比べ、少し割高にはなってしまうのですが、品質の良いものを食べたい人はぜひ、バスクに行ったらエウスコ・ラベルを探してみてください!

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