先日仕事で大阪に行くことがありまして、ずっとずっと開店当時から行きたかった、バスク料理のアマルールさんへ行ってきました!
スペイン・バスク料理 AMA-LUR(アマ ルール)
大阪府大阪市北区堂島2丁目1−16-1F 藤田東洋紡ビル 1階
渡辺橋から歩いて5分ほど
アマ ルールさんでいただいたものたち
クラシカルな銀食器と紙のシートが古き良きバスク、な感じ!

まずはチャコリをボトルで。Agerre(アゲーレ)はサンセバスチャン近郊のゲタリア産のもの。爽やかな微発泡タイプで食欲そそる系です。

ピンチョスの原型と言われる「Gilda(ヒルダ)」はグリーンオリーブ、アンチョビ、緑唐辛子の酢漬けを串に刺したもの。これがあればエンドレスにチャコリが飲めます。

一品目はセップ茸のスクランブルエッグ(¥1,100)
どのレストランでもメニューにあると絶対頼んでしまう「Revuelto(レブエルト)は、とろーりクリーミーな卵料理です。香りと旨味の強いセップ茸との組み合わせは鉄板。

濃厚な卵料理にもあう赤ワインを中村シェフに選んでいただきました!
ラウル・ペレスがビエルソで作る、メンシーア主体(バスタルド、ガルナッチャ・ティントレラ、ドーニャブランカ)の旨味ギュッ&クリアな味わい。

二皿目はバスク地方トロサ村特産黒豆の煮込み キャベツと自家製モルシージャ添え(¥1,500)

サンセバスチャンから内陸に25kmほど入ったトロサ村のほくほくとろりな黒豆は別添えの「Sacramentos(サクラメントス、秘跡の意味)」と合わせて頂きます。
サクラメントス 一緒に合わせて
秘跡とは、「カトリック教会で執り行われるキリストの神秘を目に見える形で現在化する特別な儀礼」(秘跡ーWikipedia)のことですが、お豆の添え物がなぜ仰々しい「秘跡」という名前で呼ばれることになったか・・
昔々、バスク内陸の貧しい村々では、お豆と野菜のみを煮て食べることがほとんど、高価な肉製品を添えることができる家庭はほぼありませんでした。チョリソーやモルシージャを添えることができたのは、裕福な司祭の家のみだったことから、添え物が秘跡の一つのように呼ばれた、というのがもっとも濃厚な説のようです。(諸説あります)
3皿目はバスク料理と言えば、の鱈のピルピル
可愛い、可愛すぎて見た目だけでワインが進む、一口ソースをなめたらワインが進む、ほっくりプリプリの身をつまんだらワインが進む、Theワイン泥棒でした!ちなみに合わせたワインは先ほどのビエルソの赤、最高に合いました。

4皿目はお米!土鍋で炊いたイカとお米 イディアサバルチーズの香り(¥2,400)

これが絶品すぎたので、もう一枚アップを・・

角切りになっているのはイカ、出汁が最高に染みてて、さらに全体を包む濃厚なイディアサバルチーズの香り、これは必ず、もう一度食べたい・・・!
アマ ルールさんに行った感想
最高に楽しかったです。
ドアをくぐった時の、暖かい雰囲気、重厚で広々なバーカウンター、くつろげるテーブル席。
カウンターの向こうでは美味しいものを作ってる音がして、目に入るもの全てがバスクで、食べる前の乾杯を待つ時間からして楽しいです。
今回はアラカルトで絶対食べたいメニュー4品を頂きましたが、コースも食べてみたいです。(5,500円と8,000円)
ワインのグランドメニューも豊富ですが、メニューに載っていないワインもお願いしたりできます。

すごくすごく美味しくて楽しかったので、またぜひ大阪に行ったら行きます。ごちそうさまでした!
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