ラ・パンサ 本気のスペイン料理を銀座で食べるならココ。

ラ・パンサ La Panza

東京都中央区銀座1-15-8

03-6228-6793

大好きな大好きなスペイン料理レストラン、代官山サル・イ・アモールの二号店、銀座1丁目のラ・パンサさんに行ってきました。

ドアの向こうはまるでマドリード。

ラ・パンサ 銀座 オーナー

ドアを開けるとすぐに、ピメントンの香りに包まれるとともに視界に飛び込むのはオマール海老とイケメンです。最高です。

風が通り冷える静かな銀座の細道から一歩入るとそこには、暖かな光の下に人々が楽しむ喧噪と心地よい食器の触れあう音が響く、まるでマドリードの地元民が集う町場のレストラン。

代官山のサル・イ・アモールもそうなのですが、この「ドアを開けた瞬間」の嬉しい豊かな気分になる香りと音にうっとりしちゃいます。

ラ・パンサさんは、アロセリア。

アロセリアとはお米料理専門レストランの意味です。スペインのお米料理といえばあれでしょ、パエリアでしょ!というそこのあなたーっ!!今すぐ予約!

ラ・パンサ 銀座

ラ・パンサさんではパエリアはもちろん、汁気多めのカルドソやとろりとしたメロッソなどスペインで愛されるお米料理がしっかり食べれるので、”かならずお米で〆る”ことを念頭にメニュー選びをするのが重要です。

メニューはラ・パンサさんの公式メニューでチェック

とはいえどのくらいのボリュームで頼むべきか、何がおすすめかなどは店長・原薗さんに質問してみましょう。

どのワインを合わせたらよいかも優しく教えてくれます。

ラ・パンサ 銀座 店長

頂いたお料理とワインはこちら。

季節の野菜、フルーツのグリーンサラダ。みかん、いちご、赤玉ねぎにナスタチウムの葉がぷりぷりしゃきしゃき。玉ねぎのドレッシングと甘いフルーツが瑞々しく、ジュースなみに一気飲みです。

ラ・パンサ サラダ

まずはグラスで白ワインをいただきました。こちらアラゴン、テルエルのVENTA d’AUBERT 2014、ガルナッチャブランカ、ヴィオニエ、シャルドネでまるーく樽熟成されています。驚くほど上品な香り。
現在お店でもお気に入りでグラスで提供されているということなので、ぐりすぺからもおすすめ!

ラ・パンサ

卵黄の下に敷かれたパン粉+松の実の下にはモルシージャ(豚の血液を使った腸詰)の中身(ピカディージョ)のペーストが隠れています。

ラ・パンサ モルシージャ

混ぜ混ぜしたのがこちら。ワイン泥棒のできあがり。

ラ・パンサ モルシージャ

アンダルシアで食べられる茄子のフリートは、口の中でさくっとろっ、で糖蜜がじゅわっ

ラ・パンサ

モルシージャも茄子も赤ワインを呼ぶ・・!ということでオーナーのビクトルさんにチョイスしていただいたのはD.O.ビエルソのLas Gundiñas 2013、ラウル・ペレスが手がけるメンシア主体のクリアンサ、青みのあるさわやかな香りで、野菜の甘みによく合うこっくりとした味わい。

ラ・パンサ

おすすめメニューでレンズ豆の煮込み。レンズ豆の煮込みが、豆の中で一番好きなんです。大好き。そしてラ・パンサさんのレンズ豆、美味しかった。

ラ・パンサ

メインは鱈とアリオリのグラティナード。肉厚の鱈ブロックにクリーミーながらあっさりして食べやすいアリオリがたっぷりかかって焼かれています。鱈自体がぷりぷり旨味ぎゅーで、アリオリのコクがプラスされて赤ワインにもばっちり。

ラ・パンサ

この量の料理を一体何人で食べてるの、という方、四十路女子二人です。片方は細身です。全然大丈夫です。でも理想は4人とかで、もっと色々頼みたいですな!

ラ・パンサ

おなか一杯頂いた後も食べやすい、とろりメロッソをチョイス。ウサギと白いんげんのカルデロです。

ラ・パンサ

あっさりのウサギ肉にほくほく甘味のある白いんげん豆、絶妙な硬さのお米が舌触り良く、ローズマリーが効いていて爽やか、たくさん食べた後もすーっとおなかに収まりました。ハーブ効果!

デザートはバスク語で「甘いもの」を意味するデザート、Goxua(ゴシュア)があったので飛びつきました。スポンジケーキに生クリーム、表面をカラメルが覆ったカスタードがたっぷり。スモールライトで体を小さくしてこのカスタードに飛び込んで暴れたいくらい好きなデザートです。

ラ・パンサ

デザートもう一品はバナナのブニュエロ(ふわっとした食感のドーナツ)とホットチョコレート。チョコはテーブルで注いでくれます。お塩が効いたチョコが香ばしく幸せ。

ラ・パンサ

食後酒も充実。

スペインの食事で食後酒ってなかなかイメージがないのですが、現地ではレストランで必ずといっていいほど食後酒を楽しみゆっくり食後を過ごします。

ラ・パンサさんの食後酒・デザートメニュー、おなかいっぱいでも絶対見てくださいね。

ラ・パンサ

食後酒といえばのパチャラン(エンドリーナの実を漬けたアニス酒)

ラ・パンサ

プリンの味(バニラとカラメル)がするリキュールは、オルッホ(ぶどうの搾りかすのスピリッツ)とモスト(発酵前のぶどうジュース)とワインをブレンドしたものだそうです。名前はDivino(ディビーノ)、その意味は「神」!ラ・パンサさんにふさわしい名前のリキュールで訪問記録は〆!

ラ・パンサ

小林シェフ、スタッフのみなさま♡素敵なお料理をご馳走様でした!!!

ラ・パンサ シェフ

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