スペイン語でかわいそう・・ってなんて言う? スペイン語勉強#46

こんにちは!北スペインの食と観光情報、そしてスペイン語学習に夢中なEriko(@greenspainplus)です。

Eriko
スペイン語力を活かして、これまでにスペインワインエージェント、イベント通訳、商業冊子翻訳、テレビ動画翻訳などを行うほか、マンツーマンのスペイン語レッスンを1,000件以上提供してきました。

このブログでは、スペイン語学習の独学のコツやスペイン語の使える表現を紹介していきます!

スペイン語で「かわいそう」

ポジティブな言葉って参考書にもたくさん出てくるんですが、ネガティブなシーンに使う言葉は割合として少ないような気がします。

ですが残念ながら現実では、ネガティブな表現を必要とするシーンも多々あります。「あらま〜、かわいそうに〜」と同情する気持ちを伝えるときにはこちらを使います。

Pobre

貧しい、を意味する名詞、形容詞ですが、感嘆詞として「かわいそう」と同情する意味になります。

Me duele la garganta.. 
喉が痛い・・

¡Pobre! Véte al médico.
かわいそうに!病院に行きなよ

Pobre Juan, le han robado el móvil.
かわいそうなフアン、携帯盗まれちゃったんだって

Ay, pobrecito…
あら〜かわいそうに・・

↑PobreにPobrecito、Pobrecita と指小辞(-ito, -ita 性別に合わせて変える。小さい、少しという意味合いをプラスできる)をつけると、可愛らしさやその相手に持つ愛情などをニュアンスとして含ませることができます。

上記のJuanは男性なので、指小辞-itoをつけてPobrecitoにしてみました。
指小辞をつけることで、言い手とJuanの関係性が近い、またはJuanを可愛らしく思っている、愛情を持っているニュアンスを含ませることができます。

同情する相手が複数の場合、指小辞は複数形になります。

María y Lorena se cayeron ayer en el cole.
マリアとロレナ、昨日学校で転んだのよ

¡Pobrecitas!
かわいそうに!

「かわいそう」とセットで使いたい励まし・気遣いの言葉たち

具合が悪い、怪我した人の話を聞いたとき。

<人やものの状態が良くなる、を意味するMejorarseを使う>

Pobre, espero que se mejore pronto.
かわいそうに、早く彼が良くなりますように。

<人やものがリカバリーされる、を意味するRecuperarseを使う>

Pobre, espero que se recupere pronto.
かわいそうに、早く彼が元どおりになりますように。

嫌な思いをした人の話を聞いたとき。

<忘れて前に進む派ならOlvidarseで命令する>

Pobre, olvídatelo ya.
かわいそうに、もう忘れちゃいなよ

<話聞いてあげる派なら同情+同調>

Pobre, qué estrés ¿no?
かわいそうに、それってすごいストレスだよね?

大切な人やものを失くしたと聞いたとき。

Pobre, lo siento.
かわいそう、お気の毒に・・

Pobre, cuánto lo siento.
かわいそう、なんてお気の毒な・・

相手を気遣う、労わる気持ちを全面に出すのがスペイン流、ぜひ使ってみてください!

気持ちを伝えたい人におすすめのスペイン語テキスト

説明ではなく感情を瞬発的に口に出す表現はなかなかテキストではニュアンスを掴むのが難しいので、積極的に映画やドラマなどを見ることもおすすめします!

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