スペイン食・文化研究所(Facebook)では、2022年2月のテーマとして #一番寒い街ブルゴス を取り上げています。ブルゴスってどこ?どんなところ?をQ&A形式でまとめました。
Q.ブルゴスってどこにあるの?
スペイン北部、マドリードから北へ約250km、ビルバオから南西に約160kmにある内陸の街です。
Q.ブルゴスってどんな街?
ブルゴスの年間の平均気温は10.7度、「スペインで一番寒い街」として知られています。日本の県ランキングでは札幌が9.5度で一位、二位は11度で盛岡なので、その間くらいです。
県全体の人口は356,055人(2021)、スペインの50の県のうち36位(中の下)です。
中世カスティージャ王国の首都だった歴史があり、13世紀〜16世紀にかけて建設されたスペインゴシック建築の最高傑作と呼ばれる大聖堂(世界遺産)には、レコンキスタ(キリスト教徒による、イスラムからのイベリア半島奪回)で活躍した英雄El Cid(エル・シド)が眠っています。
大聖堂は2021年に建設開始から800年記念を迎えました。
近郊に人類化石が出土したアタプエルカ遺跡があり、カスティージャ・イ・レオン州で年間訪問者数が最も多い博物館Museo de la Evolución Humana(人類進化博物館)があります。
Q.ブルゴスの名物は?
血液と米の腸詰「モルシージャ」、フレッシュタイプの羊乳チーズ、子羊の窯焼き、丸いパン(トルタ)が有名です。
Q.ブルゴスでおすすめのレストランは?
Plaza de Cordónにて1912年創業のCasa Ojeda(カサ・オヘダ)です。
前菜にモルシージャ・デ・ブルゴスを、メインに名物の子羊の窯焼きを食べ、リベラ・デル・ドゥエロのワインを飲み、デザートにケソ・デ・ブルゴスを食べることが出来て、ブルゴスの名物である歴史あるレストランでブルゴスの名物を一通り楽しむことができます。
コメントを残す