スペイン語試験「SIELE」(シエレ:スペイン語国際評価サービス)の模擬テストがいつでもオンラインで受講できるって知ってました?
SIELEってなんだ
スペイン語試験といえば聞き慣れたDELE(デレ:スペイン語認定証)
- 国際的に決められた受験日に各開催地で紙媒体の試験を実施
- 受験料はレベルごとに違う A1(8,960円)〜C2(18,840円)
- A1からC2までのレベルごとに受験し習得度のレベルによって合格の可否が決まる
- 受験から3ヶ月後に合否確定
- 証明の期限なしで一度とったら永久に自慢できる
2016年からスタートしたSIELE(シエレ:スペイン語国際評価サービス)はこんな感じ
- システムで定められた実施日に各センターのパソコンで試験を実施
- 読解・聴解・文章表現・口頭表現の全部セットなら165ユーロ(たかー!)
- 1,000点満点のテストを受験し獲得した点数でA1からC1までのレベルに判定される
- 受験から3週間後に結果発表
- 判定レベルの証明には5年の期限あり
SIELEの試験について詳しくはオフィシャルのこちらで→SIELEの試験について(セルバンテス東京)
試験日程や会場などの情報、また申し込み自体、日本語がないSIELEの公式ページに飛ばされます。
SIELEのオンライン模擬(デモテスト)を受ける方法
SIELEについて日本語で説明しているセルバンテス東京のページをざっくり見ましたが、過去問や問題例などが見当たらなかったのでSIELE公式へ行ってみたところ、わかりづらいのですがみっけました↓
まずはEL EXAMEN(試験)をクリック
次のページで下にスクロールしてRealizar DEMO del examen(デモ試験を受ける)をクリック
どのパートを受けるか、または全部受けるか選んでIniciar(始める)ボタンをクリック
解答は記録されず、判定も行われません。
あとはガイダンスに沿ってデモテストスタート!
一度解答したら変更不可、戻るボタンは使えません。Iniciar(始める)ボタンをクリックすると問題が開きます。
SIELEデモテストを受けた感想
読解60分にトライ、けっこう時間がギリギリでした。
内容はほんとうにA1から順番に難易度が上がってC1で終わる感じ。(そのままですが・・)
一通りやることで、実際にどの辺りから難しくなったかによって、ざっくり自分のレベルがわかるかもしれません。
全部セットSIELE GLOBALの場合は読解が5問の構成なので、1問目:A1、2問目:A2、3問目:B1、4問目:B2、5問目:C1と考えても良いかも?(確かではありません、感覚的にそんな感じでした)
時間がきたらばっつり画面が終了します。
テスト受験に必要な「時間との戦い」方への取り組みが意識できるのと、どういう問題形式があるか慣れるために良いと思いました。
SIELEの対策?どうしよう
AmazonでSIELE対策調べたら、下記のスペイン語版のみしかありませんでした。中身検索しましたが、模擬テストを解いていく内容の様子。
結局はA1からC1の各レベルで対策をしっかりしていくことが力をつける方法になるかと思います。
A1 | 即時に必要な、生活でよく使われる表現を理解し、対応することができる。ゆっくり、簡単に、対話者の協力を得ながら、個人情報や日常生活などをコミュニケーションをとりながら話したり、尋ねることができるレベル。 |
A2 | 日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。 |
B1 | 日常での身近な事柄や学習・仕事に関する既知の内容を理解することができる。大抵の状況で適した応対ができ、既知のテーマや個人的に興味があること、経験、出来事、希望、願望、計画、意見など簡単に表現することができるレベル。 |
B2 | 複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。 |
C1 | ある程度の幅広い分野の文章や会話を展開する中で言外の意味や、相手の態度、意図までを読み取りながら自在に言語を操り、流暢且つ臨機応変に無理なく自分の考えを表現し、社会的分野、ビジネス分野、学術的分野などいかなる分野であっても常に状況と文脈に対応した表現を使用できる。また、複雑な文章を作成したり、テキストを利用して考えをまとめ、柔軟且つ効率的に言語を運用することができるレベル。 |
C2 | 文章の長さ、複雑さ、抽象的表現、内容への認知度に関わらず、入ってくる全ての情報を理解し、スペイン語の多様性や言外の意味などを認識し、必要に応じて推測することができる。臨機応変且つ流暢に表現し、適切に単語や文法を運用し、学術的分野またビジネス分野など高度で複雑な分野においてもニュアンスによって使い分けることができるレベル。 |
SIELEの申し込み方法
本試験の申し込みも、日本語なしのSIELE公式サイトで行う必要があります。
SIELE公式サイトの右上RESERVE SU EXAMENをクリック
申し込みステップはこの通り。
①国と試験パートを選ぶ
②受験日・場所を選ぶ
③SIELE公式サイトに登録
その後④個人情報登録⑤登録内容確認のステップを経て完了、当日の受験には申し込み時の身分証明書原本とSIELE公式サイト登録のID・パスワードが必要とのこと
結局SIELEを受験するかどうか
しません!高い〜!
DELEでレベル見定めて学習するほうが、スペイン語学習としても実がありそう。
でもオンラインの模擬テストは便利なのでぜひぜひ。
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