Mercado De Abastos Padrón メルカード・デ・アバストス・パドロン
メルカード・デ・アバストス パドロン
月曜〜日曜:9時〜14時
住所:Calle: Campo do Souto s/n 15900 Padrón – A Coruña
パドロンの市場
ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステラから車で30分、しし唐に似たピミエントス・デ・エルボンの産地・パドロンの市場は、旧市街西側を走るサル川沿いの細長い1階建ての建物です。
外から見ると、「やってるの?」という暗さがまたローカル感あります。
中はこんな感じです。昼間しか開いてないので照明はほとんどなし!
パドロンといえば、のピミエントス・デ・エルボンももちろん見つけました!
袋に書いてある番号が生産者番号、朝採りたてのピミエントス・デ・エルボン。一袋400g入りで5ユーロほど。
お肉屋さんには、これまたガリシアらしい豚の塩漬けと、ラコン(肩肉の塩漬け)がぶら下がっていました。
こちらは「チチャロネス」という、豚肉を煮てほろほろにしたパドロン地元の加工品。ほんのり塩味、温めてパンにはさんで食べます。
魚売り場では生の魚介も売っていましたが、大きく場所を取っていたのは、内陸らしくやはりバカラオ(鱈の塩漬け)。
市場入り口で色々な手作り野菜を売っていたおばちゃまにピーマンおまけしてもらい買いました。
実は同じ市場内の別の八百屋さんで既に一袋買っていたのですが、「どれ見せてみなさい」と買った袋チェックされ、「値段はいくら払ったの?、5ユーロね、じゃ大丈夫」というやりとりが・・
こんな小さな市場でだまされることあるのかな?それとも観光客が珍しいのかもしれないです。
「畑は行ったの?ここの道をぐーっとまっすぐ行って、線路に突き当たったら右へずっといくと畑がいっぱいあるから見てらっしゃい!」
畑、気軽に行っていいようです!
トマトも食べなさいって美味しそうなの一房入れてくれました。お母さんありがとう!
今回の旅はキッチン付き民泊だったので、購入したチチャロネスとパドロンはお料理しておいしく頂きました。
チチャロネスは、旨味と脂の甘みがあるコンビーフ、といった感じ。ほとんど味付けはないので少し塩を振ってパンにはさむとグーでした。
ピーマンも教えてもらった通り、ヘタをとってしっかり揚げに。がりがり岩塩で。止まらないおいしさ!
ちなみに、パドロンには日曜行くべき
この市場脇から教会に向かう長い遊歩道に渡って手作り製品などの出店が並ぶ「パドロン青空市場」Mercado Dominical de Padrónが毎週日曜開催されています。
この青空市場は、ガリシア州内で毎週開催されている市場としては最大と言われていて、600店ほど並ぶ出店では新鮮な野菜やフルーツ、魚介、肉製品、手作りパン・菓子などの食料品から、電化製品、洋服、アクセサリーなど様々な商品が並び、地元のみならず近隣や観光客もこの市場を目指しパドロンにやってくるそうで、上記の人っ子一人いない(正確には3人くらい)遊歩道が人とお店でぎゅうぎゅうになるという光景、見てみたいですね・・!
また、プルポ・ア・フェイラの出店(鍋でぐらぐら煮て、目の前で切って提供)もあるそうなので、タコをつまみながらパドロンはじめガリシアの食、日常を覗く素敵な時間になりそうです。
次回はぜひ日曜に・・行きます!
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