自然の楽園、アストゥリアス。内陸の緑美しい州都オビエドよりも人口が多いアストゥリアスの大都市、海側のヒホンは、美しいビーチに沿って旧市街・新市街が並ぶ美しい街です。

ヒホンに行ったらぜひおすすめしたい、アストゥリアスで食べたいものが全部食べれるレストランがあります。
アストゥリアスで食べたい料理って?
1. ファバーダ
地元産の大粒の白いんげん豆(Fabas/ファバス)を使い、塩漬け肉や腸詰などと一緒に煮込んだ料理。
2. ポテ
秋から冬、マタンサ(豚の屠殺行事)の時期に最も食べられる煮込み料理で、キャベツ、じゃがいも、白いんげん豆、豚肉、腸詰などが主な材料。
3. ファベス・コン・アルメハス
白いんげん豆とあさりの煮込み料理。
4.カチョポ
牛ひれ肉でハモンとチーズを挟み、パン粉をつけて揚げた料理。揚げ芋やピーマンの素揚げなどと一緒に提供されるのが一般的。
5. ピトゥ
アストゥリアスの地鶏、ピトゥ・デ・カレジャ(Pitu de caleya、道の鶏の意味で、飼料ではなく自然の草やとうもろこしなどで育てる)を玉ねぎと一緒に煮込んだ料理。
6. チーズ
さっぱりとしたアフエガル・ピトゥ、濃厚青カビのカブラレス、凝縮した旨味のケソ・カシン、コクの塊ガモネウを始め、アストゥリアスには現在原産地呼称のチーズが42種類あります。牛、羊、ヤギの酪農が盛んなアストゥリアスならでは。
7. フリシュエロス
クレープ菓子。
8. アロス・コン・レチェ
お米の牛乳煮。スペイン全土で食べられるが、酪農が盛んなアストゥリアスのアロス・コン・レチェはミルクが濃厚、表面に砂糖を振って焦がすのも特徴(あまーい)。
上記が定番のアストゥリアス料理ですが、山側ではジビエやきのこ、海側では新鮮な魚介が季節に応じて楽しめる食の楽園でもあります。
そんなアストゥリアスで食べたい料理を全部食べられるレストランはこちらです

ティエッラ・アストゥール ポニエンテ(ヒホン)Tierra Astur Poniente
アストゥリアスで6店舗(オビエド、ヒホン、アビレス)展開しているアストゥリアス料理のレストランです。
旧市街から東に、ビーチ沿いに歩いて10分ほどにあります。

お店に入るとすぐ、わくわくの物販スペース
アストゥリアスのさまざまなチーズが並ぶ他、リキュールやチョコレートなども。アストゥリアスで食べたいもの全部食べれるだけではなく、お土産も買えちゃうのです!

シードラ(りんごを発酵させた酒)の木箱が天井の装飾に使われていたり、

シードラの樽を再利用して作った個室席も。天井からぶら下がるのはシードラの瓶。

観光客向けではあるのですが、広いヒホンで良いお店を探すのも一苦労、ここならアストゥリアス感を満喫しつつ美味しいアストゥリアス料理が食べれます。

やってます、やってます、シードラ注いでます!
床には滑り止めにおがくずがまかれていて、またそれも雰囲気良し。

今回食べたものたち
カジョス・アストゥリアーノス スペイン全土で食べられる牛トリッパの煮込み、豆などは入らず、ハモンやチョリソーが細かく刻まれて入っています。付け合わせの大量ポテトがアストゥリアス風。

イカの・・なんとか(魚介が食べたくてオーダー、ニンニクオイルでソテーされたイカです)煮込みに負けず濃厚で酒が進む味わい。

ファバーダ!チョリソーやモルシージャの味をたっぷり吸ってこっくり煮えた白いんげん豆がほくほくで美味しい!

巨大!カチョポ!全長40㎝!下にもたっぷりの揚げ芋が隠れています。

薄ーくたたいた牛ヒレ肉の間に挟まっているのは味わい深いハモンととろーりチーズ

シードラの酸味が、重ため、いや、がっつり重い料理と良く合います。


次々空いてこんな感じ、5人なので一人一本はぐびぐびしました!

デザートも忘れずに
表面をキャラメリゼしたアロス・コン・レチェ、アストゥリアスのって、クリーム自体がもちーっとしていて、ミルクの味が濃いです。

食後酒にリコール・デ・カフェ(オルッホのカフェリキュール)、

すごいボリューム、お値段は?
5人で100ユーロ程度、これだけ食べて一人20ユーロでお釣りきました、おそるべしアストゥリアス。
とにかく一品のボリュームが大きいのと、アストゥリアスで食べたい料理のオンパレードで品数の多いメニューに圧倒されます。
立地、内装、スタッフの方々のホスピタリティ、料理の質、金額すべての面で◎!そしてお土産も買えるレストランです。
「これぞアストゥリアス!」を感じてシードラを浴びたい!という方に行ってもらいたいレストランです!おすすめ!
追記:お持ち帰りも可能です。
場所はこちら
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