アストゥリアスに行く理由ができる、2つの伝統料理と1つの伝統菓子

自然のパラダイス、アストゥリアス。

「スペイン旅行に行こう!」と決めて、まず最初に選ばれる目的地ではないのが事実。

でもこれを見たら、アストゥリアスに行く理由ができるはず。

「そうだ、アストゥリアス行こう」と言わせるパワーフードといえば”カチョポ”

叩いた仔牛肉二枚の間にハモン・セラーノとアストゥリアス産牛乳チーズをはさみ、卵、小麦粉、パン粉をつけて揚げた料理です。
熱々チーズ入り仔牛カツレツです。揚げ芋、ピーマンの素揚げ、きのこなどを添えて提供されるのがポピュラー。

香ばしく揚がった薄い衣の下に甘みのある柔らかい仔牛肉、 とろ~り溶け出すミルキーな癖無しチーズ、 噛みしめるほどに味わいがあふれるハモン・セラーノ。

素朴だけどサイズがすごい、アストゥリアスの中でも内陸の街オビエドで食べたい一皿です。

2017年、2018年と2年連続でアストゥリアスのカチョポコンテストNo.1に輝いたレストランはこちら、La Mar&Morena(ラ・マル・イ・モレナ)

公式サイト(英語あり)

パン粉ではなくセモリナ粉を使ったCachopo primitivo(原始のカチョポ)21ユーロが看板メニューです。

アストゥリアスを代表するスプーン料理”ファバーダ”

煮込み系お料理を、スペインでは「スプーン料理」と呼んだりします。

スペインスプーン料理界の大スターであり、アストゥリアスを代表する伝統料理がFabada asturiana(ファバーダ・アストゥリアーナ)です。

アストゥリアス産の大きく肉厚な白いんげん豆、豚肉、チョリソー、モルシージャをことこと煮たお料理です。

舌の上でとろけるシルキーな食感の白いんげん豆に、豚バラブロックの脂のコク、チョリソーの熟成の旨味が絡む濃厚な味わい、豆と一緒に自分もとろけちゃいます。

上記のカチョポも同様、合わせるのは林檎を発酵させたお酒シードラ。まろやかな酸味と発酵感が、ファバーダの脂に最高に合います。

2018年ベストファバーダに輝いたのは、オビエドから北東に車で15分のGranda村にあるGaucho fierro(ガウチョ・フィエッロ)Trip advisor

酪農天国アストゥリアスのミルクをふんだんに使用した”アロス・コン・レチェ”

アロス(米)コン(&)レチェ(ミルク)の名の通り、お米を牛乳で煮たデザートで、アストゥリアスのみならず北部ではポピュラーなデザートです。

お米を、牛乳で・・!と抵抗ある方も、アストゥリアスのアロス・コン・レチェは一度食べたらはまります。

香りづけにレモンピールとシナモンを入れるのは各地域共通、アストゥリアスは表面を砂糖で覆い焼きごてで焦がすのが特徴、とろとろ、ではなくお米がミルクをたっぷりすってもちもちぷるぷるの食感に驚きます。

アストゥリアスの美味しいもの、全部食べれるココが結局おすすめ

内陸オビエド、海側ヒホン、それぞれ一等地で営業するアストゥリアス料理専門店、Tierra Astur(ティエッラ・アストゥール)は、前菜からデザート、食後酒、チーズまでこれでもか!という種類のアストゥリアス料理を楽しむことができます。

以前の紹介記事はこちら
アストゥリアス、ヒホンで食べたいもの全部食べれるレストラン

オビエド、シードラ飲むならガスコナ通り

ヒホン、港目の前のTierra Astur

アストゥリアス、行ってみたくなりましたか?

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