サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港 Aeropuerto Santiago-Rosalía de Castro

スペイン北西部ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラ空港は、北部スペインで2番目に就航数の多い空港です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の住所と行き方

Lavacolla S/N, 15820 Santiago de Compostela

サンティアゴ市街からはバスとタクシーで行けます。市街ー空港周回バスについてはこちら。

タクシーは市街から空港まで定額21ユーロです。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の歴史

1932年10月、航空愛好家のグループがサンティアゴ・デ・コンポステーラに航空クラブを設立することを決定、2年後、旧市街から北東のア・ラバコジャ地域が飛行場を設置するための土地として選ばれました。

その後スペイン内戦を経て、1937年9月27日、サンティアゴ-サラマンカ-バリャドリッド-サラゴサ間で商業目的の定期的な運行が開始しています。

1947年には国内線・国際線の一般就航が開始、当時は木製の倉庫のような建物で旅客が雨を凌いだそうです。その後施設は少しずつ進化し続け、1964年から1967年には新しい管制塔と新しい旅客ターミナルビルが建設されます。

2011年には空港サービスの品質を向上させる新しいインフラストラクチャを稼働、 新しいターミナル、新しい駐車場、新しい道路とアクセス、航空機の駐車プラットフォームの拡張、新しい発電所、新しい管制塔を備え、サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港は400万人の旅客が利用するHab空港と成長しました。

2020年4月2日、サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港は改名を発表しました。新しい名前は「Aeropuerto Santiago-Rosalía de Castro(サンティアゴーロサリア・デ・カストロ空港)」となりました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(教区:コンショ)生まれ、ガリシア地方を代表する作家ロサリア・デ・カストロの生誕180年を記念、ヨーロッパ文学への貢献と、ガリシアのアイデンティティの回復と強化のために戦った彼女を讃える意味で命名されています。