スペイン語で日記をつけることを本当におすすめします スペイン語勉強#60

こんにちは!北スペインの食と観光情報、そしてスペイン語学習に夢中なEriko(@greenspainplus)です。

Eriko
スペイン語力を活かして、これまでにスペインワインエージェント、イベント通訳、商業冊子翻訳、テレビ動画翻訳などを行うほか、マンツーマンのスペイン語レッスンを1,000件以上提供してきました。

このブログでは、スペイン語学習の独学のコツやスペイン語の使える表現を紹介していきます!

さて、スペイン語の語彙、覚えなくては・・と思ってもなかなか新しい単語や同士の活用は覚えられないもの。

スペイン語の文章を読めるけど話せない!そんな人はぜひ日記をつけてください。日記をつけると良い理由からお話しして行きます。

スペインで日記をつけると良い3つの理由

  • 書くために新しい単語や動詞が必要になる→辞書をひく
  • 日々のルーティンで毎回同じ単語が必要になる→馴染む
  • 日記をつけるためにスペイン語で考える癖がつく→スペイン語脳になる

順番に見て行きましょう。

書くために新しい単語や動詞が必要になる

覚えようと決めて覚える単語よりも、必要になって覚える単語の方が身に付く強さが違うと思います。

スペイン語で日記を書くぞ、と決めてペンをとると、

「あれ?あれなんて言うんだっけ」

「え?そんなの今まで調べたことなかったなぁ」

一行書くごとに必要になる動詞や名詞、形容詞などが出てきます。

どんどん新しい単語を探して使ってみましょう。

通常、学習のために単語を調べるには紙辞書をおすすめしますが、日記を書くためにはGoogle 翻訳でもOKです。日記を毎日書くことが一番の目的なので、なるべく負担なく続けられるようにする必要があります。

日本に暮らしてスペイン語を勉強している人に断然足りないのはスペイン語に触れる時間です。

日記を書く時間を作ることで、効果的に必要なスペイン語に触れることができます。

日々のルーティンで毎回同じ単語が必要になる

スペイン語で日記を書こう

初めて書いた時には全く馴染みのない単語でも、毎日繰り返す動作や毎日行く場所、毎日見るものなど、日記では毎日必要になる単語が多いです。

最初は前日のページをめくって確認しながらでも、日々繰り返すことである日、今日の日記に自然に書けるようになっている自分に気づくはずです。

単語帳をめくったり、繰り返し書き連ねたりする刷り込み式の反復練習とは違って、

日記は、その日の映像を頭に思い浮かべながらそれを文字に落とし込むので、映像と音、意味が合体して刷り込まれていき、体にしっかり馴染みます。

毎日使い続ける間は、忘れることはありません。

日記をつけるためにスペイン語で考える癖がつく

だんだん書くのに慣れていくと、

「あ、これ今日日記に書こう」

ふと思う瞬間が増えます。

日記を書く前から、もうそれをスペイン語でなんと言うのかと考えるようになります。

すでに表現できる事柄はスペイン語が浮かんできます。

スペイン語が浮かばない単語は前よりもっと早く調べたくなるはずです。

日記を継続すると、日々行う動作や毎日目に見るものを、スペイン語で考えられるようになります。

スペイン語脳がぐんぐん活性化して、文章を作るスピードも早くなります。

効果的に日記をつけるコツ

スペイン語初心者も、中・上級者も、下記のコツを実践するとより効果的です。

  • 時間を一緒に書く
  • 行動だけでなくその感想も書く
  • 自分の行動だけでなく周りの人の行動も書く

こちらも一つずつ確認していきましょう。

時間を一緒に書く

時間を一緒に書くと、スムーズに数字も言えるようになります。

こんな感じです。言えますか?

朝8時に起きた。

30分後、朝食にトーストと卵焼きを食べた。

9時45分に家を出て電車に乗り、オフィスへ行った。

行動だけでなくその感想も書く

事実と合わせて、それについて自分がどのように思ったかを書くことで、幅広い感情を表現できるようになります。

朝8時に起きた。まだ眠かった。

30分後、朝食にトーストと卵焼きを食べた。トーストがカリカリで美味しかった。

9時45分に家を出て電車に乗り、オフィスへ行った。満員電車で暑くてイライラした。

テキストなどを使った学習では、ネガティブな表現に触れることが極端に少ないです。

実際の日常、良いことばかりに越したことはないですが、たまには嫌な気持ちになることもありますよね。

日記なら愚痴も気にせず、正直な気持ちを書いて表現力上げましょう。

自分の行動だけでなく周りの人の行動も書く

これは動詞の活用に慣れるためと、自分のルーティンから抜け出せるという二つの理由があります。

朝8時に起きた。まだ眠かった。旦那さんも同じ時間に起きた。

30分後、朝食にトーストと卵焼きを食べた。トーストがカリカリで美味しかった。旦那さんはコーヒーをこぼした。

9時45分に家を出て電車に乗り、オフィスへ行った。満員電車で暑くてイライラした。隣の人は本を読んでいた。私も明日は読もうかな。

自分(Yo)だけになりがちな日記も、他の人を観察して行動を記すことで彼(Él)や私たち(Nosotros)、彼ら(Ellos)を練習することができます。

不足するのは、相手が必要な君(Tú)やあなた(Usted)、Vosotros(君たち)、あなたたち(Ustedes)などは、見えない友達を作ることおすすめ(真剣)

まずは今日から、やってみよう

スペイン語で日記を書こう

続かなくても気にしなくていいです。

無理することはないです。

でも1日に3行でも書けたら、3日後にはもう表現力が上がっていることを実感できると思います。

日記を書くのに、全くネタが浮かんでこない、そもそもどうやって書いたらいいか全くわからない、という人には下記の本をおすすめします。

天気、時間、感情、状況などの表現や、日記を書くのに必要な動詞、前置詞、つなぎ言葉などから、動詞の活用、テーマ別の表現を網羅しています。

Kindle版で1,650円、良い投資になると思います。

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日記は一番簡単で身近なアウトプットの練習方法です。

まずは今日からやってみよう!

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