こんにちは!北スペイン料理研究家のEriko(@erikogreenspain ) です。
ガリシア地方にはラコンと呼ばれる、豚の前足のスネ部分のハムがあります。
ラコンは水で塩抜きし、茹でてからピメントン、オリーブオイル、塩をかけて食べます。
ラコンは日本では手に入らないのですが、業務スーパーで美味しそうなスネ肉が手に入ったので塩漬けにして作ってみました。
塩漬けの豚スネ肉のピメントン風味 Lacón casero

今回の作り方
豚スネ肉は余裕のあるサイズのジップロックに入れ、しっかり浸る量の塩水(15%)を入れて密封(なるべく空気を抜くように)し、冷蔵庫で7日寝かせました。
仕上がりの塩分が少々強かったので、もう少し漬ける日数を減らすか、塩水の濃度を少なくしても良いかも知れません(が、少ないと腐りやすいので怖い)。
塩漬け後、よく流水で洗って鍋に入れ、冷たい水をたっぷり注いだら、ローリエ1枚、黒胡椒数粒を入れて火にかけます。
沸騰したらアクをすくって超とろ火にして1時間(1kg=1hが目安)。
スライスして皿に盛り、オリーブオイルをまわしかけ、ピメントンと塩をふって出来上がり

塩水漬けの効果か、柔らかくみずみずしく美味しくできました。
味付けを変えれば和風にも洋風にもなって使い勝手の良い塩豚です。
また良いスネ肉と出会ったらぜひ作りたいです。

合わせるワインはアルバリーニョ、メンシアなどが良いでしょう。













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