マルケス・デ・リスカルのホテルを見学してきました

マルケスデリスカル ホテル

こんにちは!北スペイン料理研究家の @erikogreenspain 、Erikoです。

バスク南部のワイン産地、リオハ・アラベサに位置するマルケス・デ・リスカル。歴史あるワイナリーに併設されたマルケス・デ・リスカルのホテルを見学する機会をいただき、お邪魔してきました。

※ワイナリーは有料にて一般見学が可能、ホテルは宿泊者のみの立ち入りのため通常は見学はできません。

マルケス・デ・リスカルのホテル

マルケス・デ・リスカル Marqués de Riscal

マルケス・デ・リスカル

マルケス・デ・リスカルのワイナリー・ホテルは、バスク州都であるVitoria(ビトリア)から南に約50km、El Ciego(エル・シエゴ)に位置しています。

マルケス・デ・リスカルの住所:Torrea, 1 01340 Elciego, Álava

Eriko
マルケス・デ・リスカルのおさらい:1858年に創業したマルケス・デ・リスカルは、リオハではマルケス・デ・ムリエタ(1852年創業)に次いで二番目に古い歴史のあるワイナリーです。

1862年に初ビンテージをリリース、これがリオハで初めて瓶詰めされたワインになりました。

また、1895年にはフランス・ボルドーの博覧会にてフランスワイン以外で初の「名誉賞」を受賞するなど、創業初期から高い評価のワインを作っていました。

20世紀初頭、評判の高いマルケス・デ・リスカルの偽物が横行したことから、偽造防止のためにMayas(マジャス)と呼ばれる金属製の網をかけるようになり、これがリスカルのアイコンとなりました。

ホテル マルケス・デ・リスカル

マルケスデリスカル ホテル

自然あふれるエル・シエゴ村に突如現れる金属の建物。

ネット上やパンフレットで見るマルケス・デ・リスカルのホテルはギラギラと輝いている派手なイメージだったのですが、実際に訪れてみて、驚くほど自然に調和し、温かみを感じる建物だと感じました。

マルケス・デ・リスカルのホテル

金属がなびく屋根部分を繋ぐ、ぬくもりのある木製の桟が複雑な模様を作り、まるで自然の中にいるような錯覚を感じます。

ホテルはぶどう畑に囲まれて佇んでいます。

マルケス・デ・リスカルのホテル

実は、このホテルのデザインは、ワイナリーの敷地内に入らないと見えないようになっています。

近隣の景観への配慮と、教会よりも高い建物を作らないというルールを守っているからこそ、当初は反対こそあったそうですが現在ではこの素晴らしいアート作品がエル・シエゴにあることを地元の人々は誇りに思ってくれているそうです。

マルケス・デ・リスカルのホテル

小ぶりなエントランスを抜けて、エレベーターに乗って客室へ。渡り廊下も時間をかけて通りたい美しさ。

マルケス・デ・リスカルのホテル

マルケス・デ・リスカルには10部屋のスイートルームを含め、様々なデザイン、広さの合計61部屋が用意されています。どの部屋も趣向や間取り、見える景色などが違うことから、繰り返し予約する常連のゲストが多いとのことでした。

この日空いていたのは小ぶりな一部屋のみ、中に入らせてもらいました。

マルケス・デ・リスカルのホテル客室

ベッドがふかふか!お部屋は小さめですが、窓からはマルケス・デ・リスカルを感じる金属の屋根が見え、また広く続く緑のぶどう畑が一望できます。

バスルームも広くとってあり日本人もゆっくり過ごせそうです。ちなみに一部屋に一本、マルケス・デ・リスカルのワインが用意されていました。

マルケス・デ・リスカルのホテル客室

ちなみに、マルケス・デ・リスカルではアメリカからのゲストが多く、日本からのゲストはまだ少ないそうです。

レストランやスパ、バー、テラスなど、お部屋以外のスペースもラグジュアリーでゆったり過ごせる空間が広がっていました。

ギラギラと煌びやかなイメージとは全く異なる、どのスペースもクラシカルで落ち着いた空間です。

直近で見ても、曇りのない美しさ。空の色に溶け込んで、本当に意外と、馴染んでいるんです。

マルケス・デ・リスカルのホテル

この金属部分は、1週間に1回ドローンで掃除をしているとのこと。この美しい建物の珍しい掃除方法はナショナルジオグラフィックにも取り上げられたそうです。

こちらは中庭に面したお部屋、外壁には蔦が絡まり、まるで古いお城のようです。パラソルの下のベッドに寝転べば、目に入るのはぶどう畑のみ。

秋などは色づいて美しいでしょうね。

マルケス・デ・リスカルのホテル

中庭からの散歩道、宿泊者しか見られない景色も見ることができます。

マルケス・デ・リスカルのホテル

立ち並ぶアーモンドの木の隙間から、ワイナリーが見えました。

マルケス・デ・リスカルのホテル

木にはたくさんのアーモンドの実がなっていました。春は、桜のような花が満開になるはずです。

マルケス・デ・リスカルのホテル

四季ごと、そして宿泊する部屋の種類によって、まるで毎回違うホテルに宿泊しているような楽しさがあると担当者の方が誇らしげに教えてくれました。

気になるお値段は・・・お部屋の種類によっても異なりますが、見学させてもらった小ぶりのお部屋で1,000ユーロほど〜になります。

私はいつもホテルは寝るだけ、外にずっといるのでなかなか宿に予算をさくということをしてきませんでした。

いつか、もっとゆったり過ごせる大人になったら・・・。

憧れのマルケス・デ・リスカルホテル、今回見学させていただきありがとうございました!

*バスク州政府とのお仕事の関係で特別に見学させていただくことになりました。プロモーションではありません。

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