スペイン料理に欠かせないソース、アリオリ。
パタタス・アリオリ(フライにした、もしくは茹でたじゃがいもをアリオリで和えたもの)はスペイン全土のバルで食べられるポピュラーなタパ(おつまみ)のひとつです。
No me pueden gustar más las #patatasalioli del #bienmesabe 😀#misbares🔝 #nachojiménez #gastroasesor 📘#miguiabuenvivir pic.twitter.com/KvB70OgDyN
— Nacho Jiménez (@nachobuenvivir) 2017年9月23日
カタルーニャ語でAllioli、スペイン語直訳ならAjo y aceite、「にんにくとオイル」という意味そのままで、Ajoaceite(アホアセイテ)の別名もあります。
専用の容器Mortero(モルテロ)でつぶしたにんにくとオイルを乳化させただけのソースです。(レモンと塩も少々)
カタルーニャをはじめとした地中海沿岸でポピュラー。
現在では卵を入れたタイプが良く知られていますが、本場のアリオリを愛している人たちにとって卵入りアリオリは全くの別物として、mahonesa con ajo(にんにく入りマヨネーズ)や、Ajonesa(アホネッサ)という造語も生まれているよう。
全卵を入れて作るアホネッサのほかにも、卵黄のみ使用するもの、卵白のみ使用するアンダルシア風アリオリや、ハーブを刻みいれたものなどさまざま。
本来のにんにくとオイルのみのアリオリは、生にんにくの辛味も強く、刺激的な香りと味わい。にんにくはなるべくフレッシュなものを使用し、オリーブオイルの代わりに、ひまわりオイルなどに変えると味わいがソフトになります。
カタルーニャ地方では肉や魚、魚介やジビエに添えて出されます。特に地元の料理であるブティファラ(ウインナー)や、ウサギのオーブン焼きなどには欠かせません。
地中海を下りバレンシア地方などでは魚介の具を炊いたパエージャやショートパスタを炊いたフィデウアなどにも添えられます。イカ墨のパエージャとも非常に相性が良いです。
添えて出されるほかにも、前述のパタタス・アリオリのように和えたり、食材の上にかけてオーブン焼きにしたりもします。
とにかくどんな食材との相性の良いソース、アリオリ。にんにく好き、マヨネーズ好きにはたまりません。
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1時間かけてモルテロで作る本物アリオリ
上のビデオの人が見たら怒るであろう驚きの一気入れで作る超スピードレシピ(全卵入り)
ぐりすぺのおすすめオリーブオイル
香りが最高、値段も高い・・・ですが試す価値あり。プレゼントにも!
スモークフレーバーが濃厚なのに、地のオイルの美味しさもしっかり感じられる奇跡!パンにつけるだけで美味しいです。アリオリに使えばスモーキーアリオリに!
高品質なオリーブオイルは高価なのですが、一滴で味わえる風味が断然違うので、生食用はちょっぴり贅沢することをおすすめします。
[…] まずはいつもどおりのバリキングに、アリオリポテト(180円)、ドリンクはその後白ワインで通しました。 […]