ガリシアの野菜

キャベツ、ビーツ、白いんげん豆、ピーマン、トマト、かぼちゃ、にんにく、たまねぎ、ジャガイモ、カブなど、ガリシアでは多くの野菜、豆類がおいしく育ちます。

グレロス

Grelo(グレロ)はカブの一種で葉の部分を食べる、瑞々しく少し苦味のある野菜です。

ガリシア 野菜

ガリシアの冬の料理Cocido gallego(コシード・ガジェゴ)には欠かせない食材で、本来は豚肉や腸詰と組み合わせる食材ですが、現在では魚介とも組み合わせます。

ピーマン

ガリシア、パドロンはスペインで初めてピーマンの種が植えられた場所です。

小粒のピーマンから、大きい肉厚のピーマンまで様々な種類のピーマンが栽培されています。

ガリシア 野菜

パドロンピーマン(小粒のタイプ)をシンプルに素揚げにし、Sal gordo(サル・ゴルド、もしくはSal gureso サル・グルエソ・・・大粒の岩塩)を振ったタパス。

Pimientos de Padrón(ピミエントス・デ・パドロン)はガリシア州・ア・コルーニャ県の南西に位置する自治区パドロンで生産される小粒の緑ピーマンです。ガリシア産を証明する原産地呼称では、Pimiento de Herbón(デ・エルボン)と呼ばれます。(パドロンの教区エルボンが主な産地)現在ではパドロン(エルボンも含め)で200世帯がこの小さなピーマンを作っています。

魚介や腸詰などの付け合せにしたり、そのまま更に盛られてタパスとして提供されますが、日本のしし唐と同じく「当たり」がある場合もあります。

甘味が強く、ジューシー。ガリシアではもうひとつ、南部オウレンセのリミア産ピーマンも人気です。こちらはパドロンのものよりも大きく肉厚で、辛味がでることはなく、主に肉詰めなどにして食べられます。

じゃがいも

オウレンセ県南部Limia(リミア)ではジャガイモの生産も盛んで(スペイン全体が盛んではありますが、ここでは産地呼称Patatas de Galiciaの印がつきます)、多くの品種が生産されていますが、家庭では主ににLa roja(ラ・ロハ)やRobusta(ロブスタ)と呼ばれる煮崩れしにくい品種と、La blanca(ラ・ブランカ)と呼ばれる柔らかくほろほろとした食感が特徴の品種2種類が使用されています(日本のメークイン、男爵に似ている気が)ガリシア名物のカルド・ガジェゴには柔らかいラ・ブランカが向いているそうです。

ガリシア じゃがいも

身が黄色い通称「山のじゃがいも」と呼ばれるPATATA AGRIA(http://www.gallegadepatatas.es/es/index.phpより)は収穫が遅めで甘みが強い。揚げ物やピューレに。



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