第六回スペインワイン会 高橋ソムリエセレクションの会

2012年723日(月)に、無事第六回スペインワイン会を行うことができましたのでそのご報告。

第六回スペインワイン会 By GreenSpain+Plus!

高橋良徳セレクション”

いらしていただいた皆様、楽しい時間をありがとうございました!

会場はぐりすぺのスペインワイン会といえばのお馴染みの恵比寿Bar de España オチョさんにて、第六回、無事に行うことができました。

今回は麻布十番のミシュラン一つ星モダンスパニッシュ、Zurriolaのマネージャーでソムリエ、ぐりすぺにも、プロの目線でプロ向けにスペインワインを紹介する「スペインワイン100」を寄稿してくださっている高橋良徳氏(プロフィール)にセレクトしていただいた7種類のワイン(カバ1種、白3種、赤3種)を、高橋ソムリエによる解説とともにティスティングをするという、ぐりすぺスペインワイン会史上おそらく最も”ワイン会”らしいワイン会となりました!

セレクトしていただいたワインは全て素晴らしいものばかり。最初のプランでは、「カジュアルワインと贅沢ワイン」というコンセプトでセレクトしていただく予定だったのですが、カジュアルはカバ、スティルワインは全て贅沢ワインという本当に贅沢なラインナップに。

順にご紹介していきます。

CASTILLO PERELADA

カスティージョ・ペレラーダ

ワイナリーHP(西/カタラン//独)

D.O.カバ

楽天で買えます→ペニン・ガイド2009年度版85点・5ツ星!イベリア航空のビジネスクラスに採用!カスティロ・ペレ…

品種:マカベオ40%、チャレロ30%、パレジャーダ30

瓶内二次発酵を行い約15ヶ月熟成させたカバ。

正直な話、小売価格が千円台半ばでラベルやキャップシールはそれなりですが、中身のクオリティがすごい実力ワイナリーの商品。爽やかで泡が強く、癖のないすっきりとした味わいはどんなお料理にもどんなシチュエーションにもぴったり。口に含んだ際の爽快感と、すーっとのどを落ちていく綺麗な味わいはきちんと上質。実は高橋ソムリエが銀座のBar de España ペロ立ち上げに携わった際偶然向かいのビルにオフィスを構えていたのがこのカバのインポーター。スペインバルがオープンすると聞き駆けつけた営業さんから紹介され、それ以来ずっと、高橋ソムリエのワインリストに欠かせないカバになったとか。

*スペインの巨匠サルバドール・ダリが愛したワイン!カスティロ・ペレラーダ社の泡を楽しむ♪カ…

価格:5,800円(税込、送料別)

ロゼもありますが、鮮やかな色合いとフルーティな味わいがしっかりとした泡で支えられていて飲みごたえのある味わい。泡好きな方は同ワイナリーのトップキュベ、グランクラウストロとセットになった3本セットをお勧めします。

ERRE PUNTO BLANCO 2008

エレ・プント・ブランコ 2008

ワイナリーHP(西/英)

D.O.リオハ

品種:ビウラ60%、マルバシア40

平均樹齢60年の畑から12kgの箱に手摘みで収穫、4-6℃の冷温室で保存され、選果された後圧縮せずに遠心分離で果汁を抽出し、フレンチオークの新樽にて5ヶ月間のシュールリーの後バトナージュ。

リオハで今最も優れていると名高いワイナリー、Remírez de Ganuza レミレス・デ・ガヌサの白。築300年を超える

石とオークの梁で支えられた建物内部は近代的なコンクリートのリフォームがされているが、この古い石造りの外観が実はワイナリーを常に低温度に保ち、通気性のよい環境にしている、「前衛的」な古い建物。自社畑は5区画に分けられた合計約60ヘクタール、樹齢は平均して60年、若いもので30年、最も古いものは96年。”ただ良いぶどうを、最高のワインのために”がワイナリーの信条。2010年のワインアドボケートで同ワイナリーの赤がパーカーポイント100点を獲得したほか、他ワインも90点以上の高得点を獲得した話題のワイナリーです。

【フェルナンド・レミレス・デ・ガヌサ】エレ・プント・ティント 2008

残念ながら白は小売では見当たらず・・同シリーズのエレ・プント・ティント 2009は楽天にありましたので貼っておきます。

話題のリオハの白、エレ・プント、飲みたい方はぐりすぺのスペインワイン会に来てくださいね!

GUITIAN Fermentado en Barrica 2009

ギティアン フェルメンタード エン バリッカ 2009

ワイナリー:Bodega A Tapada

D.O. バルデオラス

楽天で買えます→ギティアン ゴデージョ フェルメンタード エン バリッカ

品種:ゴデージョ100

ステンレスタンク発酵、6ヶ月の樽熟成。

ギティアン ファミリーは、ガリシア地方オレンセ県のルビア・デ・バルデオラス(Rubia de Valdeorras)村に、ラ タパダ(La Tapada)と呼ばれる12ヘクタールの土地を所有しています。そのうち、10ヘクタールは、土着の葡萄品種ゴデージョ(Godello)の栽培にあて、残りの北部の土地は栗の木の森となっています。

ラ タパダは、DOバルデオラスの東の地域の、南に面した傾斜地にあるため、日当りがよく、冷たい北風から守られています。標高は最高でも500メートルで、これはこの地でのブドウ栽培のほぼ限界になります。

ギティアン ファミリーは、DO バルデオラス(Valdeorras)にある特徴的な栽培の葡萄園とワイン作りの技術により、非常に個性的で優れた品質のワインを生産し、国際的な名声を得ています。

ギティアンのワインは、ラ タパダの土地の葡萄のみで作られているエステートワインです。

取り扱い元:オーケストラワインショップさん商品ページより引用

このワイナリーのオーナー、セネン・ギティアンさんが畑をバックに、ガリシア特有のセルティックな音楽と合わせて朴訥とワイナリー紹介をする120秒の動画、なんかほっこりするので見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=exHucbF65TM

Petrea Blanco 2005

ペトレア・ブランコ 2005

ワイナリー:Mas Comtal

D.O.ペネデス

品種:シャルドネ85%、チャレロ15

このワインの醸造のために、ブドウの色が変わり始めるころにおよそ半分のブドウの実を間引きすることで香りと、このワインを形成するために重要なタンニンを凝縮させます。

ハンガリー産新オーク樽にて発酵、同樽にて10ヶ月熟成。

金色に輝き、深みがあり熟した香り、ドライハーブやバターなど、地中海のシャルドネ特有の香りが広がる。発酵した果汁のふくよかな香り、クリーミーでスモーキー。なめらかでとろっとした口当たり、最初はフレッシュさを感じるが、長くエレガントなフィニッシュ。

このワインはぜひボトルで楽しみたい一本。抜栓すぐと、30分後の香りの違いといったら!香りはまさに蜂蜜そのもの、濃厚で甘みがあり、味わいのバランスの良さ、心地よい樽感は絶品でした。

実は日本への入荷数自体がかなり少ない希少なワインです。現時点で2005年のインポーター在庫が5本ほどとか。値は張りますが(レストランで1万円台前半~後半)、見かけたらトライしてみたい一本。

さすが高橋ソムリエ、この3本の白のセレクトに脱帽です。

詳しいワイン情報をわかりやすく説明してくれる高橋ソムリエ。

そして今回のワイン会がより”ワイン会”らしかった余興(?)、ブラインドティスティング。

リオハのクラシックなテンプラニージョと、注目の産地ビエルソのメンシアをプラスティックカップに。

高橋ソムリエから、各品種の香りの特徴や味の違いなどを説明していただき、参加者の方々にどちらがどちらの品種か当てていただくという簡単なブラインドティスティングを行いました。

これはしっかりと産地別・品種別の特徴を説明できる高橋ソムリエいてこその余興!

高橋ソムリエによる、リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、トロ、ラ・マンチャでそれぞれ作られるテンプラニージョ(ティント・フィノ、ティンタ・デ・トロ、センシベル)の見た目や味わいの違いはわかりやすくて目からうろこでした。

さて、ブラインドティスティングの結果、皆さんにどちらがどちらかお聞きして・・・

品種をずばり見分けたのはなんとおひとりだけ皆さんと違う意見だった、ぐりすぺも大好き神楽坂Asador El Bueyの野堀シェフ!(拍手!)ワインの味の違いがわかる男、野堀シェフ!(拍手!)シェフの作るおいしい料理と、シェフがチョイスしたおいしいワインが楽しめるお店、アサドール・エル・ブエイ、行かれたことない方は行かなきゃ損ですよ!

ちなみにブラインドでお出ししたリオハのテンプラニージョと、ビエルソのメンシアはこちら

Ribas del Cua Privilegio 2006

Sierra Cantabria Selección 2010

リバス・デル・クア プリビレヒオ 2006

こちらは高橋ソムリエ寄稿の「スペインワイン100」にてNo.1に紹介された、ソムリエにとって思い入れのある一本。

ぜひ一読ください。「No.1 リバス デル クア プリビレヒオ

シエラ・カンタブリア セレクション 2010

ワイナリー:Sierra Cantabria

D.O.C.リオハ

楽天で買えます→ シエラ・カンタブリア セレクシオン

ステンレスタンクにて6ヶ月熟成後、フレンチオークとアメリカンオーク半々で6ヶ月熟成。

このワイナリーは前述のエレ・プントのワイナリーレミレス・デ・ガヌサより以前にスペインワイン初のパーカー100点を獲得しているワイン(トロのテルマンシア)ほか、スペインのハイコスパワイン代表ともも言えるエストラテゴ・レアルなどを生み出したエグレンファミリーが手がけるワイナリー。モダンリオハとクラシックリオハのワイナリーに二分される今のリオハで、”新古典スタイル”という、モダンとクラシックの良いところをそれぞれ取り入れたある意味、最もモダンな作り方とも言えるかもしれません。

小売価格1000円台でこの味わいはさすが。この上のレンジの赤ワインたちも素晴らしいのですが、白もすごいです。

*シエラ・カンタブリア オルガンサ […

価格:2,970円(税込、送料別)

この白は、最近リオハの白ワインを試すことが多かった中で一番感動した白ワインです。口当たりのぷるんとした丸さ、程よい樽感と果実味のジューシーさにうっとりしてしまう白ワイン。もし良ければ試してみてください。

Manyetes de Clos Mogador 2008

マニェテス・デ・クロス・モガドール

最後のワインは、かなり贅沢なプリオラトの。

ワイナリー:クロス・モガドール

D.O.Q プリオラト

品種:カリニェナ70%、ガルナッチャ30

楽天で買えます→マニェテス [2008] ボデガス クロ…

厳しい選果後、開放槽で野生酵母のみで発酵、新樽比率40%のフレンチオーク樽にて16ヶ月の熟成。

プリオラトという産地を、世界に知らしめたワインを造りだした「プリオラト4人組」の中心人物、ルネ・バルビエ氏のワイン。第四回の「白の会」では、このワイナリーの白、Nelin(ネリン)をラインナップし、大好評でした。今回高橋ソムリエがセレクトしたマニェテスは、フランスでは補助的に使われている品種、カリニャン(スペイン語ではカリニェナ)をメインに、素晴らしい赤ワインを生み出したルネ・バルビエの凄さが伝わる一本。岩だらけの、激しい斜面が多いプリオラトのブドウ畑は現在でも年間数人の滑落死亡者が出るほどの厳しい環境とか。有機栽培にこだわり、厳しい環境で80年を超える樹齢のカリニェナから作り出された真面目で本気の赤ワインです。

これもけっこうお値段張るのですが・・特別なときにぜひゆっくり味わいたいエレガントさ、ぜひ試してみてくださいね。

ワインは以上、どうですかこの豪華ラインナップは!ぐりすぺのスペインワイン会、スペインワインが好きな方!どしどしお待ちしています!

そしてぐりすぺのスペインワイン会のもうひとつの目玉は恵比寿Bar de España オチョさんがこの会の為に特別用意してくれる、色鮮やかで豪華なピンチョスたち!

今回もとっても素晴らしいピンチョスたちがテーブルを埋め尽くしました。

お忙しい中いらしていただいた高橋ソムリエ、今回は本当にありがとうございました。わかりやすく、ズバっとシンプルに言い切る気持ちの良い説明、とっても勉強になりました。

そして同じくお忙しい中いらしていただいたゲストの皆様、楽しんでいただけたでしょうか?またご都合よろしければぜひぜひ、スペインワイン会でお会いしましょう。

 

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