スペインを振り返る⑧ナバーラ(2013年収穫期の旅)

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リオハの美しいぶどうの古樹に別れを告げて、再びバスに乗り向かったのは、ナバーラのワイナリーAroa(アロア)

アロア 

パンプローナから40kmの小さな村「スルクアイン」の村はずれに現れる、モダンな建物がワイナリーです。ナバーラの雄大な自然に360度囲まれた施設のテラスより、遠く広がるぶどう畑
ここは現在ナバーラ州ですが、歴史的バスク地方の一部で、村の名前はバスク語、村の人々はバスク語を話します。
バスクを発って下がっていたテンションがまた再び急上昇。
この地域は1世紀にはローマ人によるブドウ栽培・醸造が行われていたというとても歴史あるワイン山地でありながら、スペインの他の多くの地域同様、70-80年代の経済政策で多くの古いぶどう樹が穀物の畑に形を変えられてしまったそうです。

アロアは1998年にこの地域のワイン醸造を復興しテロワールを表現することを目標として創業しました。

aroaというバスク語は、古い農業用語で「土をいじるのに最適な時期」と、一般的に「時代」の二つを意味するそうです。

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地元の木材で作られた屋根と、地元の土で作られたテラスを囲む土塀は、雨が降ると周りの土地と溶け込む色合いに。ぶどう畑を見渡せる一階のガラス張りのスペースはレストランになっています。
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レストランの真下が醸造・熟成施設。「人が自然とともに造るもの」醸造家のイニャキさんに施設を案内してもらいました。前職はオーガニック食品の輸入販売をされていましたが、地元のワイン造りを始め、現在ではナバーラを代表する自然派の作り手の一人です。
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こちらのワイナリーでは、カヴェルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、テンプラニーリョ、ガルナッチャを使用した赤ワイン、ガルナッチャ・ブランカの白ワイン、ガルナッチャとテンプラニーリョのロゼをリリースしています。
世界的なワインコンクールの賞や、特にオーガニックワインのコンクールで高い評価を得ているワイナリーです。

それぞれのワインを頂きながら、1階のレストランで昼食を頂きました。

鱈、ピミエントのクロケッタ
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トマトのサラダ

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地元で取れた野菜の炭火焼(今までの人生で一番おいしかったにんじん)

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ポチャス(Potxas)と呼ばれる、ピンク色がかったインゲン豆の煮込み、手作りの酢漬けギンディージャとともに

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チーズケーキと庭で採れたベリーのソース

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手作りのパチャラン(アニス酒にこけももを漬け込んだリキュール)

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「カヴェルネ・ソーヴィニヨンは体、メルローはドレス。テンプラニーリョは最後に纏う香水。時には香水を付けないときも、あるときはドレスを脱がすときもあるし、体に直接香水だけを纏うときもある」

ワインのブレンドをそう語ったイニャキさんに恋したのが下の満面の笑みのぐりすぺです。恋しました。

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食事中降っていた雨が上がり、畑を見に行くことにしました。

まもなく収穫が始まる畑とイニャキさん。
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ぷりぷりのカヴェルネ・ソーヴィニヨン
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映画のワンシーンのような風景。オリーブの木々から除くぶどう畑。収穫が終わるとブドウ畑の間にテーブルを置きパーティをするそうです。

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ワイナリーの周辺はオリーブの木が植えられ、イニャキさんはこのオリーブでオイルも作るとか。

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自生しているブラックベリーは摘み取ってジャムにするとか。もう理想郷です。

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雨雲が去っていく空。

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バスに乗りたくなかった、ここに住みたかったです。
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スペインに長期滞在できるとしたら、ここです。ここにします。

ちなみにこちらでは、常時予約制でワイナリー見学を受け付けています。(TEL 655 944 574)
大手ワイナリーもいいですが、ぜひ!ぜひ!こちらのワイナリーお勧めです。
美しく、質素で、暖かく、愛を感じるワイナリーです。ぜひ!

さて次は、リオハに戻って収穫体験!

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