真夏のレブヒート大会

シェリーエデュケーター木村ともこさんが五反田エチェガライさんで催された「真夏のレブヒート大会」へお邪魔してきました。

エチェガライさんは常時40種類以上のシェリーがグラスで飲めるシェリー好きにはたまらないお店。

こちらへレブヒートの素「7up」を持ち込み、どんなシェリーがレブヒートに合うのか、もしくは合わないのかを研究。

レブヒートとは?・・・ぐぐると「シェリー+7up」のカクテル、詳しくはシェリー専門家中瀬航也さんのブログ内 レブヒートの守破離 Rebujito “ilegal”が面白いです。

さて、層々たるシェリーを次々と「レブヒートで!」と頼む罪悪感はやがてピュアな好奇心へ、やってはいけないことをやってしまっているいたずらにわくわくする感じに変わり、そして「これもレブヒートですか?」と戸惑う店主大森さんに満面の笑みで「はい」と言うサディスティックな喜びへと変わり・・・・マンサニージャからフィノ、アモンティジャードにオロロソ、クリームにモスカテル、そしてついにはパロコルタードやPX、番外マデイラまで、さまざまな色・香り・味わいのレブヒートを楽しむことができました。

実は内心、「やっぱりマンサニージャかフィノでしょ」と思っていたぐりすぺ、オロロソやアモンティジャード、クリームやモスカテルの変身ぶりといったら・・・。

ティント・デ・ベラーノがあくまでチープな赤ワインを甘め炭酸で飲みやすくする or 夏の暑い日にさっぱり飲むために割るというスタンスであり、決して高品質赤ワインを炭酸で割るということが罷り通ってはいけない(個人的に)ように、もちろんレブヒートも、本来はカジュアルなマンサニージャと合わせるべきであり、夏の祭りで飲むべきであることは理解のうえ、

  1. シェリーってなに?
  2. シェリーってどうやって飲んだらいいの?

という人にスターターとして楽しめるレブヒートを薦めるひとつの指針として、今回の会は非常に有意義だったのではないかと、そう思った夏の夜。

真夏のレブヒート大会エチェガライエチェガライ

木村さんから頂いたシェリーの冊子と、大会用スコアシート。居心地の良さをかもしだすエチェガライディスプレイ。

レブヒート作成中レブヒート

次々と割られていくシェリーたち。

ペドロ・ロメロ

スタートのマンサニージャ”Pedro Romero”(ペドロ・ロメロ)のレブヒート。お隣が飲まれていたラ・ヒターナが辛口しっかりの味わいが生きていたのに比べ、甘みが感じられさわやか、ごくごくと飲み干したい愛しい味。

マエストロ・シエラ・フィノ

お次は個人的に大好きな”Maestro Sierra Fino”(マエストロ・シエラ・フィノ)のレブヒート。ひっかかりのない丸い味わい、飲み終わった後に口中に広がるナッツのコクはさすが。

トルティージャ・デ・パタタ いかすみごはん 魚介のサラダ

エチェガライさんのお料理も楽しみながら。

ラウレアード オロロソ

ここからは「やっちゃった!ついに!」という感のある、ラウレアード・オロロソのレブヒート。梅ジュースのソーダ割りのような可愛らしい酸味と甘み。夏にぴったりの味わい。後味のコクもふんわり。

ラウレアード クリーム

続いてラウレアード・クリームのレブヒート。モスカテルの風味が7upとあいまって、これはまさしくレモンティ。こんなにかわいい味あっていいのか。

スコアシートたまねぎのブルーチーズ 店主大森さんとパエージャ

周りの参加者のみなさんの意見も書き込みながら、埋まっていくスコアシート。次々とお料理を出してくれる店主大森さん。

ラ・ハンダ

体勢をたてなおしフィノ”ラ・ハンダ”のレブヒート。素直においしい味わい。

コロシア

梅ジュース感の強かったラウレアード・オロロソに引き換え、黒糖とろーりの風格があった”Colosia”コロシア・オロロソ。

アルグエソ オロロソ

そして一番さっぱり感の強かった”Argueso”(アルグエソ・オロロソ)。スパイシーさは、カジョスや豆の煮込みと相性◎

マデイラ

番外編のマデイラ。割ってごめんなさい。でも、でも、これは場内一致で「一番面白い!」出ました。カルメ焼きのような香ばしさ、爽快感のある甘み。もちろんストレートでしっかり楽しんでからの、最後ちょっとあまったし、昼間だから暑いし、ってときにこれ、最高です。

PX

最後の〆は、アイスコーヒーか!と突込みの入ったペドロヒメネスたち。これは、場内一致で「割らないほうがいい」、コクや凝縮感が薄まってしまう残念さがありました。が、飲み続けていくと・・・ストレートでは味わえない「だんだんとコクが蓄積されていく感じ」が。

実はぐりすぺ、以前もペドロヒメネスを炭酸割りにしたことがあるのですが、「7upで割ったら意外と・・?」という実験はもろくも、炭酸割りと同じ結果に。

ペドロヒメネスは、割らないほうがいいです、みなさん。

それにひきかえ、割るとこんなにも!という愛らしさがあったのはモスカテル。

モスカテル

香りは美しくみずみずしく、口にひろがるさわやかな甘みはモスカテルの果実の風味そのもの。これこそ濃縮還元!という味わいでした。

まだまだ暑い日が続く残暑、みなさんもさわやかなレブヒートを飲んでみませんか。

好みはひとそれぞれ。ソーダで割ってさっぱりと、トニックで割って大人の味、ジンジャーエールで辛味をプラス。

王道はマンサニージャ+甘みあるソーダです。

シェリーをもっと身近に、もっと楽しく。

木村さんありがとうございました。またよろしくお願いします!

 

 

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