へレスの景色【南にも行ってきました編】

2016年11月、へレスに行ってきました!

マドリードからヘレスへ直行で向かう高速列車Alvia(アルビア)に乗り込んだのは、東京・市ヶ谷にアンダルシア料理店「エル・チリンギート」を構える新倉オーナーシェフと、東京・神楽坂でスペインロゼワインに特化したレストラン「エスタシオン」の野堀オーナーシェフ。

ヘレスへ向かう最大の目的、それはヘレスに移住したTomokoさんへ会うこと。シェリーエデュケーターを務め、数々のシェリーイベントを東京をメインに成功させ、現在はヘレスでワイン観光などを提案するTomoko tours(トモコ・ツアーズ)を主宰されています。

Tomokoさ~ん 今会いに行きます!

マドリードからヘレス
車窓を見つつアンダルシーアの勉強を

広大な景色を眺めながら食べて話して寝て3時間半・・・

ヘレスに到着!美しいヘレス・デ・ラ・フロンテーラ駅

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ駅
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ駅
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ駅

マドリードとは違う太陽の光が照らすアンダルシアカルチャーが色濃い駅舎

バルで、ヘレスのクラフトビールを発見!工房も行っちゃいました。

駅から旧市街へ
とうとう憧れの「ヘレスでヘレス」
高松のスペイン料理「バル・ブルラッテ」店主の岡田ご夫妻もヘレス合流
ヘレスでヘレスとヘレスクラフトビールで乾杯

ひとり大きいグラスは、ヘレス産クラフトビール、La Jerezana(ラ・ヘレサーナ)!

ヘレスのクラフトビール
残念ですが現在は、生産終了(2021年)

現在、下記に続くラ・ヘレサーナの工房は営業停止しています。

工房行ってきました、実はなんとあの有名シェリーワイナリーLustauに努める醸造家が個人で立ち上げた小さなブリュワリー。ワイナリーでの仕事を終えたオーナーが夕方から23時ごろまで、一人で11種類のクラフトビールを作るLa Jerezana(HP

©ブルラッテ岡田さん撮影
ヘレスビール工房

工房に併設されたティスティングスペースで、有料飲み比べ可能なので本当にこれお勧め。

ヘレスクラフトビール飲み比べ
ヘレスのクラフトビール
©ブルラッテ岡田さん撮影

通常試飲に含まれるビール以外にも、超レアなシェリー樽熟成(上記画像)で二次発酵(!)のビールなんかもプラス料金で有料試飲できます。ビール好きはぜひ~

La Jerezana行くならTomoko Tours

ヘレスの市場 Mercado Central de Abastos でお買い物、地元の食材で夕食

キッチン付きのアパルトメントに宿泊していたので、市場で食材を購入しシェフたちが料理することに。みんな大好き市場へGo!

入り口にはシェリーの樽が並んでいます

ヘレスの市場入り口
ヘレスの市場入り口

市場の市場外にはチュロスの売店、行列できてました、ので並びまして

ヘレスの市場 チュロス売り場

しこたま食べました 花束よりも嬉しそうに持ちます。

©ブルラッテ岡田さん撮影

チュロス屋さんでは味付けなしの揚げたてチュロスしか売っていないので、市場前にあるバルでチョコラテを買えます。

ヘレスでチュロス
ヘレスでチュロス

あと北では見たことないのでおそらく南特有のボカディージョ、Molletas(モジェタス)も朝食にぴったり。具もたくさん選べてカフェ付きで3ユーロ、くらいだったでしょうかね

場外にはオリーブの実や野菜などを売っています。

生きがいいかたつむりは逃亡を試みるたびに売り場のおばさんに連れ戻されていました。

場内の魚売り場は、さすが海が近いアンダルシア!ぴちぴちの魚介がたくさん並んでいてさすがの活気!

つまみにオリーブを買う

Amarga(苦い)とDulce(甘い)の二種類のオリーブの違いを聞いてみたら、苦いのはフレッシュのまま漬け込んだタイプ、甘いのは火を通して漬け込んだタイプなんですってー(知らなかた)

お礼からの自撮り棒でオリーブ屋のおじさんと仲良く一枚

市場で仕入れた材料、何軒ものお肉屋さんに尋ねて見つけたヘレスの土着レティント種の子牛肉で手作りディナーしました。

ヘレスの市場で買ったもの
ヘレスの市場で買ったもの
ヘレスディナー

プリップリで甘くてみんな無口になった、ヘレスのシャコの塩茹で

キメの細かなレティント牛、柔らかくて美味しかったです。

ヘレスのチーズ、パジョジョとメンブリージョ

シェリーワイナリー訪問

再会を果たしたTomokoさんと一緒にワイナリー訪問へ。Bodegas Tradicion(ボデガス・トラディシオン)

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ワイナリーを知り尽くしたTomokoさんの解説に同行者聞き入る、貴重な時間。

1998年に新しいスタートを切ったワイナリーながら、もともとの施設は17世紀創業とヘレスでももっとも歴史の古いワイナリーのひとつです。

シェリーエデュケーターであり、Tomoko Toursとしてヘレスの旅をコーディネートされるTomokoさん

ひんやりしたワイナリー貯蔵庫に整然と積まれる黒い樽が凛とした雰囲気。

素晴らしいシェリーの数々試飲させていただきました。

ボデガス・トラディシオンのアイテム
試飲も貴重
ヘレスのすごいワイナリーで自撮り

シェリーワイナリー訪問するならTomoko Tours

ゴンサレス・ビヤスも行きましたよ~

ゴンサレス・ビヤスワイナリー前
有名なネズちゃん用の椅子は現在も

ゴンサレス・ビヤスは巨大でした。

アンダルシアのバル”タバンコ”を体感!フラメンコも目の前で堪能しました~

ヘレスのタバンコ

おつまみでピコス(乾パン)が出てくるの、北ではなかなか見れない光景で萌えました。

ヘレスのタバンコ

こちらはモハマと呼ばれるマグロの塩漬け。旨味がシェリーとあう!

ヘレスのタバンコでモハマ

紙がお皿がわり!

ヘレスのタバンコ
ヘレス
迫力の地元の人たちのフラメンコを目の前で堪能しました!

夜道も安心して歩ける治安の良さ、美味しいシェリー、優しい人、また行きたい町のひとつになりました。

ヘレス
ヘレス

Tomokoさん、また会いに行きます!

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