話せるようになるためにはボキャブラリーが必要です。
文法の練習をするにもボキャブラリーが必要です。
試験を受けるにも、肝はボキャブラリーです。
単語帳に頻出スペイン語単語を書き出してみる・・・裏に書いた日本語を透視するがごとく睨みつける・・・のもいいのですが、中学生の時からやってきた馴染みのあるこの方法は、残念ながらボキャブラリーが身に付く方法ではありませんでした。
言葉は使って覚えましょう。
でも独学でどうやって使うの?
ひたすら独り言を言うんです!
独り言を始める前に覚えるフレーズはこれ
¿Cómo se llama esto en español?
意味は、「これはスペイン語で何て言うの?」です。
カナを振ると、カタカナ発音になるので書かないようにします。Google翻訳のスピーカーマークをクリックして音声を聞いて、アクセントも意識して、聞こえる通りに発音してください。
スペイン語の発音のコツは、あ・い・う・え・お の母音を口を大げさに動かして発音する、です。
「あ」は口を大きく開けて、「い」は口裂け女の要領で、「う」は唇を前に突き出して、「え」も日本語より大げさに、「お」は口を縦長に。
¿Cómo se llama esto en español? に対する答えは、Se llama 〇〇 en español. です。
例:¿Cómo se llama esto en español? Se llama manzana en español.
文法的なことは置いておいて、このフレーズは丸覚えします。ひたすらこの自問自答を続けていきます。
そして、ノートを一冊用意してください。
明日から独り言戦法をスタートしよう
- 朝起きて、目に映るものすべてに対し、¿Cómo se llama esto en español?と自問する。枕、シーツ、ベッド、床、天井、パジャマ、今日切るTシャツ、ワンピース、洗面所の鏡、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、蛇口・・・
- 時間がすーっごくある人は、その都度Google翻訳で調べて音声を聞いてください。でもたぶんほとんどの人はそんな時間はないので、まずは¿Cómo se llama esto en español?と自問しながら、「これはスペイン語で何て言うのかな?」という意識を、朝起きてから夜眠るまでに見えるもの全てに対して持つようにしてください。
- 夜眠る前に、3つでもよいので、朝から見えたものの名前をGoogle翻訳で調べて音声を聞いてください。聞こえる音を真似して発音しながら、調べた単語をノートに書きます。カタカナの読み方は書かないでください。そして、自問に対する答えとして、Se llama 〇〇 en español. で答えて発音してください。
- 翌朝起きて、また同じルーティンで¿Cómo se llama esto en español?を口に出していきます。前日調べた単語も、まだ身についてないと思います。ノートを見て「あー!これこれ」で大丈夫です。3日続けると、自然と単語が口をついて出てくるようになります。
身の回りにあるもの、毎日のルーティンで目にするものからボキャブラリーを増やしていきます。毎日目にし、毎日口に出せるものたちです。
目に映るもの→視覚と結び付けて言葉を身に付けることで、パッとみてパッと言葉が出てくるようになります。
まずは寝室から始めて、目に見えるものをすべてスペイン語で言えるようにするんだ!という気持ちで、コンプリートを目指しましょう。
独り言戦法とセットで効率アップ
寝る前に5分でよいので、紙辞書をくくる時間を作ると尚良し。
枕はなんて言うのかな、ベッドは何て言うのかな、と明日起きたら答えに使えそうな単語を見てみて下さい。
机に向かって書いたりする時間だけが勉強ではなく、鏡を見て歯を磨いている間も、電車に乗っている間も、散歩中も、ボキャブラリーを増やせる時間になります!
さて、だいたいこの辺で、スペイン語の勉強をスタートする準備はできたはずです。
テキストを読む、オンラインレッスンを受講する(おすすめはカフェトーク)など、スペイン語学習がんばってくださいね!
次回の#4からは、どちらかというと「それ?」という単語や表現などをご紹介したり、たまに学習のヒントなどをアップしていきまーす!
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