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アルドアック 代々木八幡

アルドアック

アルドアック 代々木八幡

2012年6月1日、代々木八幡に新しくオープンしたArdoak アルドアックにお邪魔してきました。

Ardoak(アルドアック)=バスク語で”ワイン”の意。

バスクに限らずスペイン郷土料理オールラウンダー、そしてスペイン全土のワインに精通しているアルドアックオーナーシェフ、酒井氏初公開(写真大嫌いなので、貴重です)!

渋谷の有名スペイン料理店サン・イシドロ(現在参宮橋へ移転)にて8年間シェフを務めたあと、牛込神楽坂Bar Maquó(バルマコ)の立ち上げに携わり、準備期間を経てアルドアックをオープン。実はぐりすぺの大切な友人でもあります。出身地が同じ、年も同じ、インポーターが主催する試飲会などで顔見知りになり挨拶を交わすようになってから、今ではプライベートでも飲みに行くスペインマニア仲間。寡黙なイケメンですが内に秘めた情熱は触るとヤケドするレベル、待ち遠しかったオープンから5日目、やっとお邪魔することができました。

代々木八幡駅、または代々木公園駅1番出口を出て数分、打ちっぱなしの細い建物に入りエレベーターで2階へ。お忍び感ある入り口を入ってすぐ左は窓側のテーブル席。

 

右手には温かみのある白木のカウンターに柔らかい色合いのスツール8席と、白いタイルが爽やかなオープンキッチン。ぴかぴかです。

18時の開店から21時までは2種類のコースのみ。21時以降はアラカルトもあります。5000円(税込) <ピンチョス、冷前菜、温前菜、米料理、肉料理、デザート&飲み物(チーズプレートに変更可能)> 3800円(税込) <”タパス盛り合わせ、メイン、米料理>2種類は、”しっかり食事”と”軽くつまんでお米で〆たい”で選べて、アラカルトでチョイスを迷うことなく、間違えずに”アルドアック”を味わえるシンプルな構成。

カバで乾杯後、ワインはシェフと相談してチャコリをボトルで。バスク産微発泡白ワインTxakoli(チャコリ)で初めてオーガニック認定を受けたBengoetxe(ベンゴエチェ、輸入元ス・コルニ)はフレッシュながらしっかりとした重みとふくよかさが今まで飲んだことのあるチャコリと一風違い飲み応えある味わい。

 

爽やかなチャコリと合わせて出された、アミューズ、ピンチョス、冷・温前菜まではこちら

左上:アミューズ、爽やかなガスパチョ。 右上:真鰯の酢漬け、カタルーニャ産クリームチーズ、野菜のビナグレッタのピンチョス 左下:鱈とレオン産白いんげん豆、オレンジのマリネ 右下:酒井シェフのスペシャリテ、ピキージョピーマンの詰め物

感動したのは、鱈のマリネ、”エスケイシャーダ”。鱈、白いんげん豆、トマトはそれぞれ別々にマリネしてあるということで、特に白いんげん豆へのビネガーの浸み込み具合は方法を聞いてしまったほど、しっとりとしていて粉っぽくなく、鱈のむっちりとした身と最高の相性。スープのようにお皿に注がれているオリーブオイルはナバーラ産、オレンジの瑞々しい果肉の酸味と甘みがフレッシュなオイルにぴったりのアクセントで、まさにスープのようにオイルをすくって味わえました。

スペシャリテのピキージョピーマンの詰め物はおもわず目をつぶってしまう幸せな食感。むちっもちっとした中の詰め物のレシピは秘密だとか、香りたつ甘みあるピキージョピーマンのソースをからめて。きりっとしたチャコリと完璧なマリアージュ。

お米はイカ墨。

バレンシア米で粒しっかり、全体はとろっとしたジューシーなあがり、パエージャ鍋で直火のみで仕上げていました。

コンロが目の前のカウンター奥の席は、火にかけられた鍋の中身がぐつぐつ沸く光景を見ることができる特等席、漂ってくる匂いとその光景だけでワイン1杯飲めます。

魚介ベースのお料理とチャコリを終えて、メインの肉料理へ。

子羊のチリンドロン(パプリカと子羊をくたっと煮るナバーラの郷土料理)に合わせてペネデスのしっかり赤をグラスで頂きました。かわいいラベル!

 

柔らかくほろほろに煮えた子羊は臭みもなく、パプリカの優しい甘みのソースとしっかり馴染んだ染みる味。

お腹一杯!でも甘いものは別腹がお約束、デザートは桃のコンポートとカブラレスチーズのアイスクリーム。

 

アストゥリアスの洞窟で作られるブルーチーズ、カブラレスチーズがほんのり香るバニラアイスクリームに、前菜から味わっているナバーラ産オリーブオイルがたらりとかけられていました。〆のエスプレッソの器もかわいくて大満足。

コースを通じて使用されている白食器は、シェフがアルドアックオープン前に愛知県瀬戸市まで赴いて買い付けたSOBOKAI DEPOT(ソボカイデポ)のもの。

シンプルながら柔らかい曲線が特徴的で、酒井シェフの優しいお料理ととてもマッチしていました。

カウンター8席、ボックス席1席のみの小さなお店です。スペインの郷土料理に並々ならぬ愛情と情熱を持つ酒井シェフの生まれたてのお店、Ardoak アルドアック。

気軽か高級、モダンかクラシック、極端に二分化されて展開されている現在のスパニッシュ業界では新しい、だけど一番本場っぽいモダンクラシカル、期待の新店です。

本物のスペイン料理を食べたい人、ぜひ、足を運んでみてください。

Ardoak アルドアック

住所:1510064

東京都渋谷区東京都渋谷区上原1-1-20 2F

Map(食べログ)

電話:03-3465-1620

定休日:不定休

HP:http://ardoak.blogspot.jp/

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